大谷翔平＆トラウトの1枚

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平は16日（日本時間17日）、全米野球記者協会（BBWAA）が選出する今季ア・リーグの最優秀選手（MVP）を受賞した。MLB史上初となる2度目の満票受賞。同僚で“兄貴分”のマイク・トラウト外野手も画像付きで「誇りに思うぜ、ブラザー」と祝福した。「兄貴の優しさに日米が涙」と話題を集めていたが、「涙が出る」「受賞後すぐメッセージを下さったことが素晴らしい」と反響が広がっている。

　この名場面はもう、見られないのだろうか。

　エンゼルスのユニホームを来た大谷とトラウト。本塁に生還した後のようで、ヘルメットを被った2人がハイタッチを交わす直前だ。大谷は口を大きく開けて叫んでいる様子。チームを牽引したMVPコンビが熱いシーンを生み出した。

　大谷のMVP受賞決定後に画像をインスタグラムに公開したトラウトは、文面で「劇的な年をおめでとう。本当に受賞に値するMVPだ。誇りに思うぜ、ブラザー、ショウヘイ・オオタニ」と祝福した。

　大谷は移籍すれば、見納めになる可能性もある。日本人ファンからは「愛ある投稿に涙しました」「アニキの優しさに、日米が泣いた」と感動した様子の声を上がっていたが、反響はさらに拡大。感謝や感激のコメントが相次いだ。

「大谷の事『兄弟！』ってMVPを満票で受賞が決まってすぐメッセージを下さったことが素晴らしい」
「兄貴のコメントに胸熱です」
「素敵な写真」
「感動をありがとう！！！」
「涙が出る」
「トラ兄のコメントに感動です」

　大谷はMLB6年目の今季44本塁打で日本人初の本塁打を獲得。打率.304、95打点、20盗塁、10勝5敗、167奪三振、防御率3.14だった。MLB史上初となる2年連続の「2ケタ勝利＆2ケタ本塁打」の金字塔を達成。9月に右ひじを手術しシーズン終盤を欠場したものの、圧倒的な数字を残した。