山本由伸の代理人がヤンキースGMの炎上発言にチクリ 獲得熱望の米ファンは悲鳴「台無しだ」
プロ野球のオリックスが、ポスティングシステムを利用してのメジャーリーグ挑戦を認めると発表した山本由伸投手の争奪戦に米国で大きな注目が集まる中、山本の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏の発言が注目を集めている。同球団のブライアン・キャッシュマンGMの発言に対し「あのチームでプレーするためには精神的にも肉体的にもテフロンのように(強く)あらねばならない、というリマインダーだと思う」と苦言を呈している。
主砲スタントン巡るキャッシュマンGMの発言に米メディア注目
プロ野球のオリックスが、ポスティングシステムを利用してのメジャーリーグ挑戦を認めると発表した山本由伸投手の争奪戦に米国で大きな注目が集まる中、山本の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏の発言が注目を集めている。同球団のブライアン・キャッシュマンGMの発言に対し「あのチームでプレーするためには精神的にも肉体的にもテフロンのように(強く)あらねばならない、というリマインダーだと思う」と苦言を呈している。
事の発端は、キャッシュマンGMのジャンカルロ・スタントン外野手に対する発言だった。米ニューヨーク州地元紙「デイリーニューズ」に対し「彼はまた怪我する可能性が高い。それは彼の一部だからね」と話していた。これが国内メディアで続々取り上げられ炎上状態に。事態に反応したスタントンの代理人を務めるウルフ氏が、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」に対し、このようにチクリとコメントした格好だ。
「全てのインタビューの文脈を読んだ。ニューヨークで契約しようと考えている国内外のFA選手にとって、あのチームでプレーするためには精神的にも肉体的にもテフロンのように(強く)あらねばならない、というリマインダーだと思う」
山本の代理人も務めているウルフ氏のコメントには米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門番組「トーキン・ヤンクス」公式X(旧ツイッター)も反応。「ジャンカルロ・スタントンと山本由伸は代理人が同じ」と投稿すると、獲得を望む現地のファンからは悲鳴が上げられている。
「これは正気の沙汰ではない。チームをダメにするのは仕方がないが、キャッシュマンはチームのブランドまで台無しにしている」
「キャッシュマンが余計なことを言ってヤンキースに良い選手が来るチャンスを台無しにしてしまった」
「ハル(スタインブレナー)が立ち上がり、このキャッシュマンの悪い言葉を利用して彼を解雇し、ヤマモトと契約することを願っている」
米東部ニュージャージー州のメディア「NJ.com」が、山本との契約交渉は7年2億ドル(約299億3400万円)がベースになると報じるなど、FAの目玉選手の1人になっている山本。争奪戦は激しいものになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)