日本の田園地帯を走ったラリージャパンの広告が「しぶい!カッケー!」 粋なプロモーションが話題
自動車の世界ラリー選手権(WRC)の今季最終第13戦、ラリー・ジャパンは16日から19日まで愛知・豊田市などで開催される。大会公式は、コースを並行する地方鉄道を使って粋な広告を掲載。実際の電車が走る動画を公開すると「しぶい! カッケー!!」と反響が寄せられている。
ラリージャパンが16日に開幕
自動車の世界ラリー選手権(WRC)の今季最終第13戦、ラリー・ジャパンは16日から19日まで愛知・豊田市などで開催される。大会公式は、コースを並行する地方鉄道を使って粋な広告を掲載。実際の電車が走る動画を公開すると「しぶい! カッケー!!」と反響が寄せられている。
雲一つない青空が広がる田園地帯。赤や黄色に色づく木々の秋景色を明知鉄道の一両編成の電車が走行した。大会コースになっている岐阜県恵那市を走る車体にラッピングされているのはラリージャパンの広告。ラリーカーの画像がプリントされている。
WRC公式インスタグラムは「最高だ」と記して実際の動画を公開した。目の当たりにした日本のファンからは「しぶい! カッケー!!」と称賛されているほか、海外ファンからも「これは素晴らしいね」とコメントが寄せられ、拍手の絵文字で反応するファンもいた。
大会公式の日本語版X(旧ツイッター)によると、恵那市SSのルートは山岡駅そばの路線脇で、山岡駅観戦エリアでは明知鉄道のラッピング列車が停止するという。ラリーカーと電車が共演する可能性もありそうだ。
昨年、12年ぶりに開催されたラリー・ジャパン。リエゾン区間では、幅の狭い道路沿いが、ドライバーを一目見ようと駆けつけた日本のファンで埋め尽くされた。2年連続開催となった今大会も、早くも盛り上がりを見せている。