セルティック前田大然が一発退場、敵地寄り判定に監督は憮然「本当にガッカリ」「両選手の足が衝突」
スコットランド・セルティックでプレーする日本代表FWの前田大然が7日(日本時間8日)に行われた欧州チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦で一発レッドを受け退場となった。チームも0-6で大敗を喫し、試合後ブレンダン・ロジャーズ監督は前田に対する判定について「本当にガッカリしている」と不満を示した。
数的不利に陥ったセルティックは0-6で大敗
スコットランド・セルティックでプレーする日本代表FWの前田大然が7日(日本時間8日)に行われた欧州チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦で一発レッドを受け退場となった。チームも0-6で大敗を喫し、試合後ブレンダン・ロジャーズ監督は前田に対する判定について「本当にガッカリしている」と不満を示した。
グループE最下位のセルティックは敵地に乗り込んでの試合。前半6分に先制を許した後の23分だった。前田はDFマリオ・エルモソと交錯し、主審はイエローカードを出した。さらにビデオ判定の結果、前田の足の裏が相手に当たった危険なタックルとみなされ、一発レッドに変わり退場となった。
数的不利に陥ったチームは防戦一方となり、前半終了間際に2点目を与えた。後半にも4失点し勝負は決した。
英テレビ局「TNTスポーツ」のサッカー専門X(旧ツイッター)が公開した試合後の監督インタビューによると、ブレンダン・ロジャーズ監督は一発レッドについて「あの退場には本当にガッカリしている。審判が(ビデオ判定で)見た映像を見てみれば、あれは実際のチャレンジの典型ではなかった。両選手の足が衝突し、お互いに蹴る形になった。あれで1人失ったことで、私たちにとって本当に難しいことになった」と不満を表した。
また敵地での「ホームのリアクション」が審判の判断に影響したのではないかという問いに「ああ、間違いない。判定は受け入れないといけないが、それは間違いない。コンピューターゲームのように感じる。スクリーンを絶えず見ているんだ。そして審判が事件を見に来たときには、それは実際のチャレンジを反映していない。彼の足が上がっている静止画がすぐに審判に種をまいた」と同意。繰り返し判定に異議をとなえていた。
(THE ANSWER編集部)