阪神が38年ぶりの日本一

　プロ野球「SMBC日本シリーズ2023」（4戦先勝）は5日に京セラドーム大阪で第7戦が行われ、阪神がオリックスに7-1で勝ち、通算成績4勝3敗として38年ぶり2度目の日本一となった。優勝が決まった直後、グラウンドで歓喜の輪ができた際に阪神の選手が見せた優しい“心配り”が話題に。阪神、オリックス両チームのOB・糸井嘉男氏がインスタグラムに動画を公開すると、ファンから「ほんと素敵」「道具拾うのは最高やで」といった感動と称賛の声が寄せられている。

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　歓喜の輪の外でもドラマがあった。9回2死からオリックス最後の打者・杉本の打球が左翼手ノイジーのグラブに収まると、歓喜のあまり、坂本誠志郎捕手は自分のマスクやミットを投げ散らかしてマウンドの岩崎優投手に走り寄り、抱き合った。そこにナインが集結して生まれた歓喜の輪。ベンチからも選手が一斉に飛び出してきたが、長坂拳弥捕手は坂本の防具を拾ってから輪に加わっていった。

　両チームのOBでもある糸井氏が自身のインスタグラムに「素晴らしい日本シリーズ　野球って素晴らしいな　両チーム感動を、ありがとう」とつづって公開した動画に映り込んでいたシーン。これに気づいたファンからは「長坂くん…ほんとに素敵」「長坂選手ですか？坂本選手が散らかした道具をひろってる笑」「長坂道具拾うのは最高やで！」「最高　長坂選手の道具を拾って輪に参加も素敵です！」など、長坂への称賛コメントが集まっている。