“大谷翔平派”の元MLB捕手「君は間違っている!」 MVP論争で反対派を論破「他に誰がいる?」
米大リーグ選手会は2日(日本時間3日)、選手間投票で選ぶ両リーグの年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」を発表し、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が選出された。この結果にメジャー9球団を渡り歩いた元捕手が異論。出演した米番組で、今季エンゼルスでプレーした大谷翔平投手が受賞すべきだったと熱弁し、アクーニャJr.を推す司会者たちに「君は間違っている!」と連呼して説き伏せた。
大谷派クラッツ氏の熱弁にアクーニャJr.派も「あなたの勝ちだ」と屈服
米大リーグ選手会は2日(日本時間3日)、選手間投票で選ぶ両リーグの年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」を発表し、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が選出された。この結果にメジャー9球団を渡り歩いた元捕手が異論。出演した米番組で、今季エンゼルスでプレーした大谷翔平投手が受賞すべきだったと熱弁し、アクーニャJr.を推す司会者たちに「君は間違っている!」と連呼して説き伏せた。
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野手としては打率.304、44本塁打、95打点、OPS1.066、投手としても10勝5敗、防御率3.14の好成績を残した大谷。しかし、選手間投票で両リーグの年間最優秀選手に選ばれたのは、打率.337、41本塁打、106打点、OPS1.012をマークし、史上初の40本塁打70盗塁を達成したアクーニャJr.だった。
米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」は、「誰が今年最も傑出していた選手だった?」と題する動画を公開。捕手としてフィリーズやヤンキースなどメジャー9球団を渡り歩いたエリック・クラッツ氏はアクーニャJr.を称えつつも大谷を激推しした。
共演した司会者のスコット・ブラウン氏とメジャー通算1059安打のトッド・フレイジャー氏がアクーニャJr.を推す中、クラッツ氏は「君は間違っている!」と連呼。二刀流の価値を強調し、「(投打)両方を止めるまでは彼が間違いなく年間最優秀選手だ」と言い切った。
なかなか納得しない様子の共演者2人にクラッツ氏は「今年彼のような数字を残したDHは他に誰がいる? 彼のような数字を残した投手がどれだけいる?」と問いかけ。ついにブラウン氏は屈服し、「あなたが言いたいことは分かったよ。理解した。あなたの勝ちだ。あなたがこの議論の勝者だ」と認め、フレイジャー氏も苦笑いを浮かべた。
(THE ANSWER編集部)