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大谷翔平争奪戦ゴングを伝えた地元紙 表紙に隠れた“仕掛け”に米共感「ここにいてショウ!」

米大リーグの大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、正式にエンゼルスからフリーエージェント(FA)となった。争奪戦のゴングが鳴る中、カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は3日(同4日)、スポーツ欄の表紙全面に大谷の写真を掲載。いくつかの仕掛けが散りばめられ、気づいたエンゼルスファンからは「ここにいてショウ、は私の気持ち」と共感の声が寄せられている。

大谷翔平【写真:ロイター】
大谷翔平【写真:ロイター】

LAタイムズが大谷翔平をスポーツ欄表紙全面に起用

 米大リーグの大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、正式にエンゼルスからフリーエージェント(FA)となった。争奪戦のゴングが鳴る中、カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は3日(同4日)、スポーツ欄の表紙全面に大谷の写真を掲載。いくつかの仕掛けが散りばめられ、気づいたエンゼルスファンからは「ここにいてショウ、は私の気持ち」と共感の声が寄せられている。

 大谷の4つの本拠地候補が並べられた表紙に、エンゼルスファンの思いが隠れていた。

 エンゼルスのユニホームを着た大谷がバットを片手に、ヘルメットを軽く掲げている姿が大きく写されている。背景には、獲得の有力候補と見られる球団の所在地であるサンフランシスコ、シアトル、ロサンゼルス、アナハイムの地図。さらにそれぞれの都市を象徴する建物などが4分割で配置された。

 アナハイムの枠には大谷の顔とともに「STAY HERE SHO!(ここにいてショウ!)」と書かれたボードを掲げるファンの写真も。残留を願う様子が表現されている。

 画像をX(旧ツイッター)に公開した同紙のビル・シャイキン記者は「今日のロサンゼルス・タイムズ・スポーツの表紙」と記して投稿。残留を願うアナハイムの思いを発見したエンゼルスファンから、「ここにいてショウ、は私の気持ち」と共感の声が寄せられた。

 一方、デカデカと表紙を飾った大谷の姿は日本人ファンの間でも話題となっている。

「おしゃれ」
「欲しい!」
「象徴的だ」
「とにかく翔平さんがかっこいい」
「素敵な翔平君」
「表紙の下方に書かれたSTAY HERE SHO!を見てください」

 同紙はエンゼルスの本拠地があるアナハイムもカバーしているが、メインの地域はドジャースのお膝元であるロサンゼルス。掲載されたコラムのタイトルは「ドジャースはショウヘイ・オオタニと契約しなければならない、彼の才能以上のものために」。ワールドシリーズ制覇を目指す名門球団に、大谷を絶対に逃さないよう進言するものだった。

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