“奇跡の51歳”がボディビル世界大会5連覇の快挙! 渋谷のIT会社役員・田村宜丈マスターズ世界一
国際ボディビル・フィットネス連盟(IFBB)主催の世界最高峰大会「フィットネス&ボディビル世界選手権」(スペイン・サンタスサンナ)は1日(日本時間2日)、日本の田村宜丈がメンズフィジークのマスターズ50歳以上級でカテゴリー5連覇、マスターズ無差別級のオーバーオールで優勝した。
世界選手権のメンズフィジーク50歳以上級でカテゴリー5連覇&無差別級V
国際ボディビル・フィットネス連盟(IFBB)主催の世界最高峰大会「フィットネス&ボディビル世界選手権」(スペイン・サンタスサンナ)は1日(日本時間2日)、日本の田村宜丈がメンズフィジークのマスターズ50歳以上級でカテゴリー5連覇、マスターズ無差別級のオーバーオールで優勝した。
日本フィットネス界の“奇跡の51歳”が誕生日に快挙をやってのけた。田村は年齢を問わないメンズフィジーク170センチ以下級で堂々の銅メダルを獲得すると、40歳以上で争うマスターズの50歳以上級で優勝。45~49歳級を含むカテゴリー5連覇を達成し、さらにマスターズの総合優勝となるオーバーオールも制した。ちょうど、この日が51歳の誕生日。これ以上ない、メモリアルな一日となった。
自身のインスタグラムで結果を報告した田村は「最高の51歳の誕生日を迎える事ができました JBBF役員、およびチームJapanの皆さまのサポート、そして応援してくれた皆さま、本当にありがとうございました」と感謝をつづった。
田村は普段は東京・渋谷のIT会社で役員として働きながら、恵比寿ジム・エステも経営するビジネスマンアスリート。筋肉の大きさや厚みを追求するボディビルよりもバランスの良い美しい筋肉と全体的な美しさを評価されるメンズフィジークの選手として活躍している。磨き抜かれた肉体はもちろん、若々しいルックスからフィットネス界では“奇跡の50代”とも言われる。
仕事とトレーニングの両立について、かつて「他の選手も仕事をして頑張られているので、そこは皆さん同じだと思います。淡々と選手生活とビジネスを並行しているので、秘訣というものも特にないかなと」と語っていたが、世界一を極めるまでの努力は称賛するしかない。
近年、トレーニング愛好家の増加とともに人気の高まりを見せているフィットネス&ボディビル界。世界選手権には「ビキニの女王」の異名で知られるビキニフィットネス・安井友梨らも世界一を目指して出場する。
(THE ANSWER編集部)