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「日本人は最高。凄くナイスな人たち」 メジャーWSを戦う23歳ペルドモが日本語を学ぶ理由

米大リーグのワールドシリーズの第4戦が10月31日(日本時間11月1日)に行われ、ダイヤモンドバックスはレンジャーズに7-11と敗れ、1勝3敗となった。崖っぷちのDバックスでポストシーズン打率.298、2本塁打と奮闘しているのがヘラルド・ペルドモ内野手。今年の球宴では、エンゼルスの大谷翔平投手に日本語でバットへのサインをお願いした23歳。レギュラーシーズン中に明かしてくれた日本愛を紹介する。

ワールドシリーズで奮闘するダイヤモンドバックスのヘラルド・ペルドモ【写真:ロイター】
ワールドシリーズで奮闘するダイヤモンドバックスのヘラルド・ペルドモ【写真:ロイター】

ダイヤモンドバックスで奮闘するペルドモ

 米大リーグのワールドシリーズの第4戦が10月31日(日本時間11月1日)に行われ、ダイヤモンドバックスはレンジャーズに7-11と敗れ、1勝3敗となった。崖っぷちのDバックスでポストシーズン打率.298、2本塁打と奮闘しているのがヘラルド・ペルドモ内野手。今年の球宴では、エンゼルスの大谷翔平投手に日本語でバットへのサインをお願いした23歳。レギュラーシーズン中に明かしてくれた日本愛を紹介する。

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 激戦区のナ・リーグ西地区2位からワイルドカードを勝ち抜き、頂上決戦にたどり着いたDバックス。球団史上2度目のワールドシリーズ制覇へ負けられない状況に追い込まれたチームには、若き親日家がいる。

「日本人は最高なんだ。凄くナイスな人たち。もっと日本のことを学びたいと思っている。野球のトップリーグといえば、MLBとNPBでしょ。アリガトウ、マイメン!」

 中日の主砲として知られた谷沢健一氏を父に持ち、チームのアスレチックトレーナーを務める谷沢順子さんから日本語を教わっているという23歳は、ロッカールームでも日本語の単語を駆使。ジャパンへの愛情を隠そうとしない。

 今年の球宴でもマリナーズ本拠地T-モバイルパークでア・リーグのロッカールームまでわざわざ訪問し、日本語で大谷にサインをもらったエピソードは有名だ。「ゲンキデスカ? バットニサインクダサイ」と谷沢さんから教わったおねだりワードは今もしっかりと覚えている。

「なぜ日本語を覚えたいのかと言えば、日本が好きだから。僕はそもそも日本のアニメが大好きなんだ。一番のお気に入りはナルト。次は刃牙。どちらも最高だよ」

 メジャーリーガーにも絶大な人気を誇る日本アニメ。ペルドモは、ドミニカ共和国で育った幼少時からこの2つの漫画は大好きだったという。

「アニメを深く理解する意味でも、日本語を勉強することは大事。今は日本人選手がクラブハウスにいない。少し悲しいんだけど、いつの日かチームメートに日本語をもっと教えてもらいたい」

 アニメから芽生えた日本愛は本物のようだ。

(THE ANSWER編集部)


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