超人気トーク番組に出演、憧れ俳優紹介され赤面するシーンも

　テニスの4大大会、全米オープン女子シングルスを制した世界ランク7位・大坂なおみ（日清食品）は13日に帰国。次戦は「東レ　パンパシフィックオープン」（17日開幕）に出場する。帰国前には米国で様々な番組に出演するなど、“メディアジャック”状態だった20歳は、米国版「徹子の部屋」ともいうべき、国民的人気トーク番組に出演。最近のお気に入りのハリウッド俳優の名前を告白すると、司会の人気コメディエンヌ、エレン・デジェネレスが「恋のキューピット役」にまさかの立候補。2人の応酬にスタジオには笑いが巻き起こっていた。

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　米国のテレビ番組に引っ張りだこだった大坂は、米放送局「NBC」のお昼の人気番組「エレン・デジェネレス・ショー」にも登場。ホスト役のエレンの軽快なトークに終始笑顔だった大坂が20歳の女の子に完全に戻った瞬間があった。

「お気に入りのセレブは？」

　こう質問されると「ええ！」と恥じらいモードの大坂。「いいじゃない。あなたはもうすごく有名なんだから」とエレンから突っ込まれると、「そうじゃないわ」と謙遜した後、「名前は知らないけれど、彼はブラックパンサーに出演していたの。でも、彼は悪役でした」とボソボソと告白した。

　すると、アメリカで最も人気のあるテレビパーソナリティにも選出されているエレンは色めき立った。

「オー、マイケル・B・ジョーダン。いいじゃない」「今すぐ彼にメール送ろうかしら？　本気よ。誰か私の携帯電話を持ってきてください。マイケルにあなたに会うべきと伝えるわ」

　31歳の実力派俳優とのキューピット役に急遽立候補したのだった。ビッグカップル誕生か!?　とスタジオは盛り上がったが、大坂は「いいです。私は結構です」と恥ずかしそうな笑顔で辞退。奥ゆかしさを見せると、話題は全米オープンの380万ドル（4億1000万円）という優勝賞金の使い道に移った。