大谷翔平は「投げるたびに1500万円」 米メディアが読む驚きの“新契約”「スポーツ界で最も給料が…」
山本由伸は「“大谷でない層”で最大の契約を得るべき」
この記事は山本について、7年総額2億1000万ドル(約315億4100万円)でメッツ入りと予想している。「彼はWBCのチームメイト(オオタニ)の半分さえも得られないだろう」とする一方で「フリーエージェントの“オオタニでない層”で最大の契約を得るかもしれないし、得るべきである」と、二刀流でプレーする大谷の特異性を浮かび上がらせている。
今オフのFA投手の中で最大級の評価をする理由として「彼がばかばかしいほどの才能を持っているからである」と指摘。その根拠は「どのプロリーグでプレーしているかは関係なく、171イニングを投げて1.16ERAというのは非現実的だ」というNPBでの圧倒的な成績にある。
そして、高卒7年目のシーズンを終えたばかりという年齢もポイントだ。「他の注目すべきフリーエージェントは全員28歳以上だが、ヤマモトは8月に25歳になったばかりだ。契約終了までに完全にダメになるのではないかという不安を感じることなく、FAの選手と7年契約を結ぶ極めてまれな機会となる」と、長期契約への不安が下がっていると指摘する。
その上で「ヤマモトの状況は10年前のマサヒロ・タナカとほぼ同じだ」と、2013年オフにヤンキース入りした田中将大(楽天)の状況と重ね合わせた。「当時まだ25歳だったタナカはヤンキースと7年で1億5500万ドル(当時約161億円)の契約を結んだが、これは過去10年間のMLB契約の“インフレ”を勘案すると(現在では)約2億2000万ドル(約330億4300万円)に相当する」として、山本もほぼ同じ規模の契約を結ぶとみているという。
他のトップ10の選手にはコディ・ベリンジャー(カブス)、マット・チャップマン(ブルージェイズ)、ルーカス・ジオリト(ガーディアンズ)、ジョシュ・ヘイダー(パドレス)、ジョーダン・モンゴメリー(レンジャーズ)、アーロン・ノラ(フィリーズ)、エドゥアルド・ロドリゲス(タイガース)、ブレイク・スネル(パドレス)が上がっている。最上級の評価を受ける2人の日本人に、この冬は注目が集まる。
(THE ANSWER編集部)