サンズHCが渡邊雄太を「大好き」と語る理由 7得点でも「他の選手にスペース生む」
北米プロバスケットボール(NBA)のサンズでプレーする渡邊雄太は、28日(日本時間29日)に行われたジャズとの本拠地開幕戦に出場。20分32秒の出場で7得点、4リバウンド、2スティールをマークし、チームの126-104での快勝に貢献した。試合後、ヘッドコーチのフランク・ヴォーゲルは「彼の試合が大好きだ」と絶賛した。
試合後会見で渡邊への期待を明かした
北米プロバスケットボール(NBA)のサンズでプレーする渡邊雄太は、28日(日本時間29日)に行われたジャズとの本拠地開幕戦に出場。20分32秒の出場で7得点、4リバウンド、2スティールをマークし、チームの126-104での快勝に貢献した。試合後、ヘッドコーチのフランク・ヴォーゲルは「彼の試合が大好きだ」と絶賛した。
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第1クオーター(Q)残り3分44秒から試合に入った渡邊は、残り34秒で3ポイントシュートを決めた。第4Qに決めたレイアップシュートは、ベンチで見守った同僚の大ベテラン、ケビン・デュラントも驚くようなしぐさを見せた。
米スポーツメディア「クラッチポインツ」のトレバー・ブース記者が自身のX(旧ツイッター)に公開した試合後の会見映像。渡邊のパフォーマンスについて問われたヴォーゲルHCは「彼の試合は大好きだ。スリーが1つか。でも(3ポイントライン上にいる)彼に向かって走らないといけないから、相手のディフェンスは広がる必要があり、それが他の選手へのスペースを生み出すことになる」と、攻撃面で残した数字以上の働きに賛辞を送った。
その上で「オフェンス面では試合で適格なプレーをする非常に良いIQを持っている。そしてディフェンス面での努力や思考力、彼は私たちの良いディフェンダーの一人だ」と期待していることを具体的に明かし、この試合での守備での働きを「敵は何回も彼をターゲットにしようとしたけど、ただ動き続けて、長さを活かして良いブロックをした。彼は優れた2ウェイプレーヤーだ」と称えた。
(THE ANSWER編集部)