ジャズ戦での得点で生まれたシーン

　米プロバスケットボール（NBA）のサンズに所属する渡邊雄太は28日（日本時間29日）、今季のホーム初戦となるジャズ戦に出場。第1クォーター（Q）からコートに入り、20分32秒の出場で7得点、4リバウンド、1ブロック、2スティール。126-104で勝ったチームに守備でも貢献した。第4Qに決めたレイアップに、ベンチで同僚スター3人が仰天。その決定的瞬間をとらえた1枚に、X（旧ツイッター）上のファンからは「いや良い写真すぎるわ」「なにこの世界線。夢みたい。日本の誇りです」などと反響が集まった。

　渡邊のタフショットで、日本ファンの胸が熱くなる1枚が撮影された。第4Q、相手がファンブルしたボールを拾うと、チェックに来た敵をドリブルでうまくかわしてリング下へ。相手と体をぶつけながらも、その背面を通すようにして左手で得点して見せた。

　その直後、サンズベンチで戦況を見つめていたケビン・デュラント、ブラッドリー・ビール、デビン・ブッカーのスター3人も仰天。まるで後ろ向きに腰を抜かすかのようなリアクションをして、ともに笑顔。一ファンのような喜び方をしていた。

　この瞬間をとらえた1枚の写真を、サンズ公式Xが公開。日本のファンからも興奮の声が上がった。

「いや良い写真すぎるわ」
「大スター3人が、ワタナビのシュートにこのリアクション見せてるの控えめに言って好きすぎる」
「NBAを代表するスーパースターが仲良く笑ってるの……マジで感慨深いんだけど」
「ベンチリアクション最高」
「なにこの世界線。夢みたい。日本の誇りです」
「完全にワシらの反応で草」
「雄太が決めた時のベンチリアクションも最高やん」
「このリアクション、表情をさせているのが日本人なんて熱すぎる!!」

　攻守に貢献した渡邊。試合前、場内アナウンスで「Yuta、Watanabe！」とコールされ、大型ビジョンにその姿が映し出されると、新天地のファンから歓迎の大歓声が起きるなど、サンズでも期待されている。