F1角田裕毅を通算22勝の元王者絶賛「過小評価されている」「日本の重みは逆効果」
現役最年長ドライバーがお手本「アロンソは失敗を認めない」
その理由として、日本人唯一の現役F1ドライバーであることが挙げられるという。「彼は国全体の重みを背負っていますし、そのプレッシャーを感じています。レースのある週末にはそう見えます。業務を遂行する必要があるとプレッシャーを感じています。私はそのプレッシャーは逆効果だと思います」とし「彼はしっかりやれば本物だと思います」と続けた。
F1通算22勝を挙げ、1996年にはウィリアムズでドライバーズタイトルを獲得しているヒル氏もメイヤー氏の発言に同調した上で「彼は少し自分に厳し過ぎると思います。彼のペースは優れているのに、自分自身では十分ではないと感じているように思います」と意外な課題を指摘した。
さらに「時には、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)を見てみたほうがいいかもしれません。彼は失敗があったとしても、それを認めようとするとは思いません」と現役最年長ドライバーを手本に指名。「時には、そのようにして自分自身を守る必要があります。批判に対して自分をさらけ出すのではなくね」と、自らを守り、成長させるすべを伝えていた。
(THE ANSWER編集部)