F1角田裕毅、最速ラップで“吠えた”実況に海外共感 日本語わからなくても「同じ気持ちを共有」
自動車レースのF1第19戦米国GPは22日(日本時間23日)、テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで決勝を行い、日本人ドライバーの角田裕毅(アルファタウリ)が自身初となるファステストラップを記録した。この瞬間の日本語実況の興奮ぶりにファンから共感の声が上がっている。
自身初のファステストラップを最終周回で記録、その時実況は…
自動車レースのF1第19戦米国GPは22日(日本時間23日)、テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで決勝を行い、日本人ドライバーの角田裕毅(アルファタウリ)が自身初となるファステストラップを記録した。この瞬間の日本語実況の興奮ぶりにファンから共感の声が上がっている。
角田は最終ラップで1分38秒139を記録し、これがこのレースの最速ラップ。同僚のダニエル・リカルドが49周目に残した1分39秒366を上回った。10位でフィニッシュし、さらに上位2人がその後マシンの規定違反で失格となったために最終順位は8位に繰り上がった。
スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」で実況を務めたサッシャ氏は、角田の攻めた走りに乗せられるかのように「あとコーナー2つ」「最終コーナー」と言葉のトーンを上げ、最速ラップを刻んだ瞬間、は「角田裕毅、今10位チェッカー!! ファステストラップ!! やった角田」と絶叫した。
これに対しX(旧ツイッター)上には、海外ファンの「ユウキ・ツノダのファステストラップに対する日本語実況がまるで私のよう」「彼が実際何を言っているのかさえ理解できないけど、私たちが同じ気持ちを共有していることは分かる」「彼が何を言っているのか分からないが、バイブスは完璧だし、同意する」「素敵」との声が上がった。サッシャ氏も「共有してくれてありがとう! 実況していてエキサイティングなラップだった!」と応えている。
角田はこのレース、8位入賞で4ポイントのほかに、ファステストラップの追加ポイントがあり合計5ポイントを手にした。優勝はレッドブルのマックス・フェルスタッペンで、今季15勝目、通算50勝目を挙げている。
(THE ANSWER編集部)