日本人ファンが相手ベンチにも熱視線

　バレーボール男子のパリ五輪予選兼ワールドカップ（W杯）は7日、東京・代々木第一体育館で世界ランク4位の日本が同7位スロベニアと対戦。3-0でストレート勝ちし、自力でパリ五輪出場権を獲得した。会心の勝利に多くのファンが酔いしれたが、試合中には相手チームのベンチにも熱い視線が注がれ、スロベニアのゲオルゲ・クレツ監督についてネット上では「めっちゃマッツに似てる」「マッツに激似で眼福」など、海外の有名俳優に似ていると話題になった。

　パリ五輪出場を懸けた緊迫の一戦だったが、日本のファンの目は対戦チームであるスロベニアのベンチにも注がれた。白髪交じりの長髪をなびかせながら、鋭い視線をコートに向けながら選手を鼓舞し、指示を送る。思うようにいかない試合展開の中で、時に感情を出しながらもダンディーな雰囲気を常に漂わせた。

　クレツ監督の姿が映像で映し出されると、X（旧ツイッター）上の日本人ファンが反応した。「スロベニアの監督さんめっちゃマッツに似てる」「マッツに見えてしかたない……」「スロベニアの監督マッツみがあると思ってたらみんなも気付いてた」「マッツに激似で眼福」「マッツに似ててドキドキしてる」など、デンマーク出身で映画『007/カジノ・ロワイヤル』など多くの有名作品に出演している俳優マッツ・ミケルセンに似ていると盛り上がった。

　その他にも「めちゃくちゃイケオジやないか」「スロベニアの監督渋くてカッコよくて好き」「もっと映してほしい」「イケメンすぎる」などの声が上がったクレツ監督。日本がストレート勝ちで自力での五輪出場権を獲得したことに安堵しながら、ネット上では敵将にも熱い視線が注がれていた。