今夏一緒にトレーニングをしてきた2人

　米プロバスケットボール（NBA）・レイカーズのプレシーズンマッチが現地時間7日から始まる。チーム2年目の八村塁はシーズンオフに“キング”レブロン・ジェームズと付きっ切りでトレーニングを積んできたことが話題になったが、レブロンが今夏を回顧。八村の印象について「最悪の男」「酷いよ」とジョークを混じえながらも口にした最大級の愛情表現に、日米ファンから「特別なシーズンになる予感がする」「なんやこれw大親友やん」といった反響が寄せられている。

　超一流の男のジョークは粋なものだった。アリーナでの練習の最中にカメラを向けられたレブロン。「この夏のルイとのトレーニングはどうだった？」と八村と付きっ切りでトレーニングを行ってきた日々について質問された。すると「酷かったよ。コイツは人生で一緒にトレーニングしてきた中で最悪の男だ。やばいよ、ひどいよ」となぜか近くにいた八村を指さして“酷評”の嵐だ。しかし、そう話すキングの表情はどこかニヤけていた。すると少し間を置き、八村に聞こえないように「彼が大好きなんだ」と言って笑った。

　レイカーズの公式X（旧ツイッター）は「この友情がすべてだ」とつづって動画を公開。米ファンからは「兄弟の絆が大好きだ」「ルイのシーズンがくる」「私たちはみんなサムライのルイが大好きなんだ！」「このリーグで最年長と最高の選手が、クレイジーだ」「世代を超えた才能のある人たち」「友情がすべてだわ！」「ルイは終わる頃にはレイカーズの伝説になるだろう」「何か特別なシーズンになる予感がする」といったコメントが集まっている。

　一方で、日本のファンからは「こんなにレブロンに愛される日本人おらんやろ」「神様に愛された男ってことでしょ？　国民栄誉賞じゃんこれ」「ほんまに気に入られてるんやな～。泣いたよ」「なんやこれw大親友やん」「いい関係値で嬉しくなるな」「朝から泣きそうになった」「レブロンにここまで言わせる塁くん最高すぎませんか」「ツンデレ調レブロン」と歓喜の声が上がっていた。

　レイカーズは7日（同8日）のウォリアーズ戦からプレシーズン戦がスタート。19日（同20日）には渡邊雄太が新たに加わったサンズとも戦い、24日（同25日）のナゲッツとの新シーズン開幕戦に臨む。