韓国の美人カバディ選手に世界が注目 ミスコリア出身、元軍人…超異色の経歴歩む理由「偏見破りたかった」【アジア大会】
なぜ挑戦するのか「女性軍人、女性選手に対する偏見を破りたかった」
軍人として暮らす中でもカバディへの未練があり、除隊後の選抜試合を経て今回の代表に合流した。軍生活でも同僚たちにカバディについて教えたり、体力訓練としてカバディを広めたこともあるのだという。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)
2018年にジャカルタ・パレンバンで行われたアジア大会にも韓国代表として出場しており、今回が2度目のアジア大会。今大会ではインドに23-56で敗れたものの「競技発祥の地でもあるインドを相手に、全ての選手が最善を尽くした。アジア大会を通じて女子カバディの可能性を見出す試合となればいい」と口にした。
記事は、カバディ代表も、ミスコリアも、軍人もすべて「国を代表する仕事」だと紹介。そのすべてをこなす過程は簡単ではなかったとしている。ウ・ヒジュンは「私は足りないと感じた時に、そこを埋めようとする人間」と自らの性格について語った。「女性軍人、女性選手に対する多様な差別や偏見があるのが嫌だった。私にも任務遂行能力があり、運動選手としての能力もあるのに……。そんな偏見を破りたかった」と話している。
彼女の人生のモットーは「今この瞬間を楽しもう」だという。今大会で韓国はグループリーグ敗退に終わったが「アジア大会の後に何をするのかはわからないが、足りないものを埋めようとするのは変わらない。新しい経験や挑戦を続けて、より多くの人に勇気を与えられる女性になる」という言葉で記事は締めくくられている。
(THE ANSWER編集部)