自分のミスに苛立った？　戻ってきたボールを力任せに打つと…

　男子テニス選手が試合中に犯した愚行に、世界中から非難が殺到している。中国で3日に行われた上海マスターズの予選トーナメントで、第4シードで世界ランキング140位のマルク・ポルマンズ（豪州）が打ったボールが審判の顔面を直撃し失格に。これにネット上では「失格になるべき」などとコメントが殺到した。

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　ポルマンズはステファノ・ナポリターノ（イタリア）との対戦で、第1セットを7-6で奪うと、第2セットもゲームカウント6-6からタイブレークへ。そしてあと1点を奪えば勝利という場面で、相手のリターンに対し前に出てボレーを放つも、ボールがネットにかかり戻ってきてしまった。

　ミスに苛立ったのか、ポルマンズがこのボールを力任せに打つと、コート脇の審判の顔面を直撃し失格となった。米国の専門局「テニスチャンネル」が公式X（旧ツイッター）でこの動画を公開すると、ファンからコメントが殺到した。

「アウチ！」
「良かった。これは失格になるべき」
「ポルマンズはいい人でフェアな選手。彼はこの行動に失望しているに違いない」
「デビスカップでのシャポバロフを思い出す」
「一瞬の怒りでこの男の大きなチャンスは失われた」
「痛い！　審判の目に当たらなかったことを祈る」

　また「仕事の安全性を心配するなら、アンパイア・チェアの周囲に保護スクリーンのようなものを設置するのがいいかもしれない」と、審判席の構造を改善すべきとの声もあった。