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凱旋門賞4着スルーセブンシーズ 騎手カメラで分かる手綱捌きに反響「こんな狭いとこ進出して…」

海外競馬のG1凱旋門賞(芝2400メートル)は1日、ロンシャン競馬場で行われ、1番人気の地元エースインパクト(牡3、J.C.ルジェ、父クラックスマン)が直線で豪脚を発揮し、2分25秒5の好タイムで優勝。デビューから無敗の6戦6勝とし、仏ダービーに続くG1・2勝目となった。日本調教馬初の優勝を狙ったスルーセブンシーズ(牝5、美浦・尾関)は後方から馬群を捌いて鋭進するも、惜しい4着。仏競馬を統括するフランスギャロは同馬のジョッキーカメラの映像を公式X(旧ツイッター)で公開すると、日本人ファンから「痺れる馬群捌き」「道中のタイトさがエグい」など、騎手の好騎乗や馬の頑張りを絶賛する声が上がっている。

エースインパクトが凱旋門賞を制覇(写真はフランスギャロ公式Xより)
エースインパクトが凱旋門賞を制覇(写真はフランスギャロ公式Xより)

日本調教馬として唯一出走で健闘

 海外競馬のG1凱旋門賞(芝2400メートル)は1日、ロンシャン競馬場で行われ、1番人気の地元エースインパクト(牡3、J.C.ルジェ、父クラックスマン)が直線で豪脚を発揮し、2分25秒5の好タイムで優勝。デビューから無敗の6戦6勝とし、仏ダービーに続くG1・2勝目となった。日本調教馬初の優勝を狙ったスルーセブンシーズ(牝5、美浦・尾関)は後方から馬群を捌いて鋭進するも、惜しい4着。仏競馬を統括するフランスギャロは同馬のジョッキーカメラの映像を公式X(旧ツイッター)で公開すると、日本人ファンから「痺れる馬群捌き」「道中のタイトさがエグい」など、騎手の好騎乗や馬の頑張りを絶賛する声が上がっている。


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 世界最高峰レースの過酷さが詰まっていた。晴れ渡った青空のもとでゲートが空いた凱旋門賞。ジョッキーカメラを搭載したクリストフ・ルメール騎手の馬上からは、道中の厳しいせめぎ合いが見て取れた。好スタートを切ったかに見えたスルーセブンシーズはすぐに両サイドのライバルたちに寄られ、ポジションは後方に。そのままインのラチ沿いを進んでチャンスをうかがった。

 フォルスストレートから4角の入り口で外の好位を狙いに行ったが、エースインパクトに先に入られるとさらにオネストに接触されて“フタ”をされた。さらに前は壁。瞬時にルメール騎手は内のスペースに進路を切り替え、追い出した。先に抜け出したウエストオーバーの背後に迫ってゴールに向かったが、左前方には大外を鋭く伸びたエースインパクトとオネストの姿が。馬群を捌き切ったスルーセブンシーズだったが、4着まで上がるのが精いっぱいだった。

 仏競馬を統括するフランスギャロが「クリストフ・ルメール&スルーセブンシーズ」とつづって映像を公式Xで公開。日本人ファンからはルメール騎手の騎乗技術の高さや馬の奮闘を絶賛する声が上がった。

「こういう痺れる馬群捌きが見たかったんだよ」
「ルメールさんのスムーズな進路やっぱすげーなー」
「直線の『ウチ行くしかねぇな!』のチラ見が分かってカッコいいわこれ」
「先頭見える位置まで来てるんだな、すっご」
「一瞬、もしかしたらと思わせる走り。価値ある4着」
「向こうの競馬は道中のタイトさがエグいねぇ…」
「よく捌いたけどエースインパクトは遠いなぁー」
「私が馬だったら、あんなに密になったら戦意喪失する。スルーセブンシーズさんはメンタルつよつよ!!!」
「本当夢見ちゃうねこれ…」
「こんな狭いとこ進出してくるのすごすぎる!」
「エースインパクトがあの位置にいなければ、もう少し際どかったんじゃ…と思わせる」

 1969年にスピードシンボリが初挑戦してから54年。今年も日本調教馬による凱旋門賞制覇の夢はお預けとなったが、ルメール騎手の技術とスルーセブンシーズの走りは世界に届くものだった。

(THE ANSWER編集部)

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