韓国メディアも恐れる中国サッカー「荒いプレーで悪名高い」 監督は完全アウェーの「圧迫」に警戒【アジア大会】
中国・杭州で行われているアジア大会で、男子サッカーは8強が出そろい10月1日に準々決勝が行われる。日本は北朝鮮と対戦し、3連覇を目指す韓国は中国と対戦する。韓国の各メディアは、中国への警戒論を掲載。戦力というよりも、ラフプレーや地元開催での観客に要注意だとする論調だ。
アジア大会のサッカーは10月1日に準々決勝
中国・杭州で行われているアジア大会で、男子サッカーは8強が出そろい10月1日に準々決勝が行われる。日本は北朝鮮と対戦し、3連覇を目指す韓国は中国と対戦する。韓国の各メディアは、中国への警戒論を掲載。戦力というよりも、ラフプレーや地元開催での観客に要注意だとする論調だ。
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今回の韓国代表は、Jリーグのセレッソ大阪などでも活躍したファン・ソンホン監督が率い、グループリーグからの3試合で21得点する一方でわずか1失点と圧倒的な結果でここまで勝ち進んできた。
そして韓国の放送局「SBS」は「荒いタックル、荒っぽいプレーで悪名高い中国は、よりしっかりと準備しなければならない相手だ」と報じている。
記事によると、6月に杭州への適応をかねて代表が行った中国戦で3選手が負傷。さらに「今大会にビデオ判定(VAR)がないのも不安感を高めている」と、再び中国のラフプレーが出るのではと指摘している。
続けて「ホームのファンの一方的な声援も、代表が勝たなくてはならない宿題だ」としている。試合が行われる10月1日は、中国では建国記念日にあたる国慶節だと指摘したうえで「5万人の観客が『ジャーヨウ(加油=がんばれ)』と叫ぶ中国のファンでいっぱいになるとみられる」とした。
戦力的には韓国有利とみている。中国はレギュラーのMF、DFが1人ずつ累積警告で試合に出場できない。一方のU-24で戦う韓国は、注目されるイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)が「ますますチームに溶け込んでいる」と報じられるなど盤石だという。
ファン・ソンホン監督も、27日のキルギスタン戦後に「多くの観客と、荒いプレーという圧迫に勝てなければ、金メダルを首にかけることはできない」と2つの要素を挙げて警戒。観客も熱くなることで知られる両国の対戦は、どのような結果となるだろうか。
(THE ANSWER編集部)