メジャーで前代未聞の蛮行に批判殺到 観客が投げたボールが投手直撃「危険」「球場から追放だ」
米大リーグの試合中にファンが投げ込んだボールが、マウンド上の投手を直撃するという前代未聞のハプニングが発生し「これはひどい」「球場から追放だ」と大批判が巻き起こっている。
マリナーズのカービーが球審にボール交換を求めると突然腹を直撃
米大リーグの試合中にファンが投げ込んだボールが、マウンド上の投手を直撃するという前代未聞のハプニングが発生し「これはひどい」「球場から追放だ」と大批判が巻き起こっている。
26日(日本時間27日)にシアトルで行われたアストロズ戦の6回、ジョージ・カービー投手は2死からカイル・タッカー投手と対戦した。球審にボールの交換を求めようと、両手を挙げてアピールしていると、どこからか飛んできたボールが腹部を直撃。一瞬何が起こったのか分からず、不思議そうな表情を浮かべている。
米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」が公式X(旧ツイッター)で動画を公開すると、投げ込んだファンへ怒りのコメントが集まった。
「こんなの見たことがない!」
「もう少しで顔に当たるところだった。ちゃんと考えないと!」
「マリナーズファンは最近不機嫌だな」
「これはひどい」
「カービーは新しいボールを審判に要求していたから、それをもらったんだね」
「ホーム球場でこんなことが起きるのは馬鹿げている」
「投げた人はネットを越える球を投げたのか、上の階から投げたのか。すごいスローだね! でも危険だ」
「これは球場から追放だね」
カービーはこのイニングを投げ切り、6回を被安打5、無失点という内容で今季12勝目を挙げた。ファンの怒りの一方で「すごくビックリしたよ。ちょうど手を挙げてボールを要求していたので、アンパイアが投げたと最初は思ったのだけど。でも見事な球だったね!」と意に介さない様子だった。
(THE ANSWER編集部)