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メジャー金満球団が惜しむ「オオタニの誘惑」 米敏腕記者が予測、争奪戦は2球団による一騎打ちか

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、19日(日本時間20日)に痛めている右肘の手術を行い休養中だ。今季の試合出場は打者として44本塁打、投手として10勝を挙げたところでストップし、今後注目されるのは今オフにフリーエージェント(FA)となって以降の行く先。米紙「ニューヨーク・ポスト」は26日(同27日)に、獲得はドジャースとメッツの一騎打ちになるのではないかという記事を掲載している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

右ひじ手術を終えた大谷に迫る決断の時、敏腕記者が挙げた5球団

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、19日(日本時間20日)に痛めている右肘の手術を行い休養中だ。今季の試合出場は打者として44本塁打、投手として10勝を挙げたところでストップし、今後注目されるのは今オフにフリーエージェント(FA)となって以降の行く先。米紙「ニューヨーク・ポスト」は26日(同27日)に、獲得はドジャースとメッツの一騎打ちになるのではないかという記事を掲載している。

 MLB関係者の指摘として「大谷翔平の争奪戦はメッツとドジャースに絞られる可能性」と題した記事を掲載した。米メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏が自身のポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」で発言したのを引用したもので「メッツは数年後に優勝を争うチームになるために注力すると期待されているが、大谷の獲得に乗り出すかもしれない」と伝えている。

 メッツは今季を前にマックス・シャーザー投手やエドウィン・ディアス投手、千賀滉大投手らを獲得、総額5億ドル(約744億5000万円)近い補強資金を使ったものの、現在71勝85敗でナ・リーグ東地区4位。プレーオフ進出の可能性も潰えている。ローゼンタール記者も「メッツは今オフ、トレード期限で数々の大型契約の選手を手放し、組織の新たな前進を計画していたため、必ずしも大型フリーエージェントを狙うとは予想されていなかった」と言う。

 ただ一方で「メッツを(オオタニ争奪戦から)排除はしない。(オーナーの)スティーブ・コーエンが簡単にショウヘイ・オオタニを見過ごすことはしないと思う」とローゼンタール氏は番組内で述べたという。「オオタニの誘惑は、球団を強くするためにはお金を惜しまないコーエンにとって、見過ごすにはあまりにも惜しい機会に見える」からだという。

 その上で、大谷争奪戦を「ロサンゼルス対ニューヨークになると思う。ドジャース対メッツだ」と予想した。ヤンキースをここから外した理由を「獲得に乗り出すとは思えない。彼らはすでに年俸3500万ドル(約52億1200万円)以上の選手が2人(アーロン・ジャッジ外野手とゲリット・コール投手)いる」としている。

 また「ジャイアンツ、レンジャーズ、マリナーズにも、オオタニを獲得する可能性がある」と述べている。ここに現所属のエンゼルスの名前はない。果たして大谷が新天地に選ぶのはどこになるだろうか。

(THE ANSWER編集部)


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