ヤンキース本拠地で衝撃の光景 最終戦観客4万人超の発表も米紙「現れたのは1000人ほどの不屈なファン」
米大リーグ・ヤンキースは25日(日本時間26日)のダイヤモンドバックス戦で今季本拠地での最終戦を終えた。試合は6-4で勝利を飾ったが、プレーオフ進出の可能性が断たれているとあって、デーゲームのスタンドはガラガラ。
今季本拠地最終戦
米大リーグ・ヤンキースは25日(日本時間26日)のダイヤモンドバックス戦で今季本拠地での最終戦を終えた。試合は6-4で勝利を飾ったが、プレーオフ進出の可能性が断たれているとあって、デーゲームのスタンドはガラガラ。
本当にMLBの公式戦が行われているのかもわからないような光景が広がった。収容人数4万6000人のヤンキー・スタジアム。しかし、観客はまばら。2階席、3階席にファンの姿は見えず、1階席の一塁側ベンチ裏に目測で数えられるほどしか見当たらない。名門チームの今季本拠地最終戦は、曇天の空同様にすっきりしない形で終わった。
ヤンキース専門のツイッターメディア「トーキン・ヤンクス」の公式X(旧ツイッター)は「シーズン最後のホームゲームには数十人が観客でいた」とつづり、ガラガラの球場の写真を公開した。
米紙「ニューヨーク・ポスト」は「ファンはつまらない最後のホームゲームでヤンキースの未来をちらっと見た」との見出しで記事を掲載。「ヤンキースが2016年以来初めてプレーオフ争いから正式に敗退した次の日にそれは起こった。1000人ほどの不屈なファンが現れた中で発表された観客数は41,096で、アーロン・ジャッジのボブルヘッドの景品がある土曜日の試合の埋め合わせであったからだ」と伝えている。