F1日本GP

　自動車レースのF1第17戦、日本グランプリ（GP）は24日、三重・鈴鹿サーキットで決勝が行われ、マックス・フェルスタッペン（レッドブル）が今季13勝目を挙げて幕を閉じた。来日した多くの海外ドライバーが日本を満喫する中、ルイス・ハミルトン（メルセデス）はレースを終えて自身のSNSに惜別投稿。名作ゲームの被り物をした写真などを公開し、海外ファンから「ゴーカートのレースをしたと言って！」といった反響が寄せられている。

　被り物も絵になった。日本GPで5位になったハミルトンは日本時間26日に自身のインスタグラムを更新。「ありがとう、日本」とつづって7枚の写真を公開した。さまざまな文化に触れたようだが、中でもファンの目を引いたのは、任天堂の名作ゲーム、マリオシリーズに登場する「キノピオ」の被り物で写った1枚だった。

　実は日本GPが開幕する前、米スポーツ専門局「ESPN」のF1専門インスタグラムで、キノピオの被り物をした男がショッピングをしている写真が公開されてファンの間で話題になっていたが、後ろ姿だったため“本人確認”に疑問も残っていた。しかし、ハミルトンは今回の投稿で、鏡に映った正面からの写真を公開して“答え合わせ”をした格好だ。

　これには海外ファンから「一番ハンサムなマリオ」「マリオの服でゴーカートのレースをしたと言って!!」「マッシュルーム」「スーパーマリオ・ルイス・ハミルトン笑」「マリオカートの投稿をしてくれ!!」といった笑撃の声が上がったほか、他の写真に対しても「日本に史上最高が」「日本はあなたに合ってるわ」「とってもアーティスティックな写真たち！」「とっても素敵」といったコメントが寄せられていた。

　投稿には日本人ファンも反応し「次の4月に会えるのを楽しみしてる。また戻ってきて」「ありがとう、ルイスさん！」「会いたいよ。ルイスまた来てね」「日本に来てくれてありがとう。6か月後にまた会おう！残りのシーズンも頑張って！」などと惜別の声を寄せている。