プレーオフ絶望的なヤ軍、ジャッジ3連発でも米嘆き 長期離脱なければ「どれだけ近かったか…」
100試合でリーグ3位の本塁打数「これは驚異的だ」
ジャッジは6月3日(同4日)、ロサンゼルスでのドジャース戦でファインプレーをした際にフェンスに右足をぶつけて負傷し、42試合の欠場を強いられた。この時点のヤンキースは35勝25敗の貯金10。地区首位のレイズを6ゲーム差で追っていたが「ヤンキースはそれ以降、全く別物となった。そして結局、それは優勝争いからの急激な後退の始まりだった」と、シーズンの大きな分岐点となったとした。
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昨季ア・リーグ新記録のシーズン62本塁打を放ったジャッジ。今季35本塁打はリーグ3位。トップのエンゼルス・大谷翔平投手が44本(135試合出場)、2位のルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス、143試合出場)が37本だ。
記事は、わずか100試合しか出場していないジャッジが3位であることを「これは驚異的だ」と伝えている。「長いIL期間で弱体化している選手が、それでもエリートなレベルでプレーし、1年ずっと攻撃面の悲痛に悩んでいるチームを背負うことができている」と復帰してからの“スパート”を称える。
「ジャッジがこれだけ長い期間欠場を強いられていなければ、ヤンキースが現在どれぐらいプレーオフに近かったか間違いなく考えてしまう。あるいは、彼がどれだけ多くのホームランを打ち、今季のMVP争いでどんな位置につけていたのかと」。ヤンキースファンが抱いても仕方がない“夢”を記事では想像していた。
(THE ANSWER編集部)