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FA大谷翔平は「740億円契約に相応しくない」 米評論家の物議発言に老舗誌呆れ「眉吊り上げる見解」

すでに今季の出場が終了となっていた米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)に自身のインスタグラムで右肘の手術が成功したことを報告した。リハビリが順調なら打者としては来季2024年シーズンから、二刀流としては2025年シーズンから復帰できる見込みと言われるが、気になるのは今季終了後に迎えるフリーエージェント(FA)。手術が契約に影響するかが注目される中、米評論家の「オオタニは5億ドル(約740億円)の契約に値しない」という発言が物議を醸している。米老舗スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」が報じている。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

右肘手術成功を報告、次の注目はFA

 すでに今季の出場が終了となっていた米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)に自身のインスタグラムで右肘の手術が成功したことを報告した。リハビリが順調なら打者としては来季2024年シーズンから、二刀流としては2025年シーズンから復帰できる見込みと言われるが、気になるのは今季終了後に迎えるフリーエージェント(FA)。手術が契約に影響するかが注目される中、米評論家の「オオタニは5億ドル(約740億円)の契約に値しない」という発言が物議を醸している。米老舗スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」が報じている。


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 8月24日(同25日)に右肘の靭帯損傷と診断され、今季の登板は終了。今月5日(同6日)には打撃練習中に右脇腹を傷めて打者としても欠場が続き、17日(同18日)にはエンゼルスのミナシアンGMが今季の出場を終了すると発表した。そして、その2日後に大谷自身が手術の成功を報告。エンゼルスのシーズン終了を待たずに今季の戦いを終え、来季以降に備える形となった。

 今オフにはFAとなるため、今回の手術が契約にどれだけ影響するかが一つの注目となっているが、米老舗スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「ショウヘイ・オオタニのFAでの価値についてのスティーブン・A・スミスのわめき散らしにファンが殺到」との見出しで記事を掲載。米著名コメンテーターのスティーブン・A・スミス氏が米スポーツ専門局「ESPN」の番組「ファーストテイク」で発言した内容を取り上げている。

 記事内では「スティーブン・A・スミスが二刀流のスター、ショウヘイ・オオタニについて眉を吊り上げるような見解を述べ、MLBファンが水曜日の朝から呆れている」と記したうえで、こう続けている。

「スミスは『ESPN』の番組「ファーストテイク」で今冬のFAで複数の専門家が予想しているような5億ドルの契約にオオタニは値しないと考えていると話した。その一部はオオタニが最近肘の手術を受けて2025年シーズンまで投球できないことをもとにしているが、スミスはまた、オオタニがロースターにいてもエンゼルスが勝てていないから彼はそれだけの高額の契約に見合わないと話した」

 番組内でスミス氏は「彼が5億ドルを得るなんて議論はもう聞きたくないね」と語り、「打者のときはもちろん、ショウヘイ・オオタニが登板しているときですら、かなりに空席があるのを見た……何も埋められていない、勝てていない、彼にそんな大金はあげられないね」と続けた。これについて同誌は「エンゼルスの何年にも渡る不適当さにもかかわらず、オオタニの圧倒的な力を鑑みれば、当然のごとくこれは野球ファンには受け入れられなかった」と記し、ファンのコメントを抜粋した。

「彼は何を話しているのか分かっていない」
「エンゼルスが勝っていないからってショウヘイ・オオタニが大金に値しないなんて、今まで聞いた中で最もクレイジーな発言だ。誰か彼に野球はチームスポーツだと教えてやれ」

 大谷に対して厳しい眼を向けるスミス氏の発言を取り上げた形の同誌だったが、記事内では「怪我があっても、オオタニは今オフにMLB史上最高額の契約を結びそうに思える……たとえ彼にその価値があるとスミスが同意しなくても」と締めている。

(THE ANSWER編集部)


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