ナ・リーグのMVP争いで大本命？

　ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手の爆発が止まらない。19日（日本時間20日）に行われたフィリーズ戦では38号、39号と2本塁打し、史上初の「40発60盗塁」に王手をかけた。今季67個目の盗塁も決めており、ブレーブスが11試合を残していることを考えれば「40-70」さえ現実的だ。

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　この試合「1番・右翼」で先発したアクーニャJr.は初回、フィリーズ先発・サンチェスの初球を豪快に引っ張り左翼席へ。両手を広げてベース1周するパフォーマンスを見せると、6回無死の打席では外角低めのスライダーを豪快に中堅バックスクリーンへと運んだ。三塁を回ると両手を高く上げてゆらゆら。まるで踊るかのように生還している。

　MLB公式インスタグラムが、驚異のパワーを見せた39号の動画を公開。「アクーニャJrが40本目の本塁打に迫っている！」と驚きをつづると、ファンからはコメントが殺到。

「間違いなくMVPだ」
「満場一致でMVPだ。議論の余地なし」
「40-70のシーズンが確実だ」
「この地球で最高のプレーヤー」
「ベネズエラ　パワー！」

　アクーニャJr.は9月に入って打率.348、9本塁打、5盗塁とすさまじいラストスパートを見せている。8月31日（日本時間9月1日）に通過した「30発60盗塁」の時点で、すでにメジャー史上初の記録だった。異次元の数字を、どこまで伸ばせるだろうか。