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エ軍がいくら弱くても「大谷翔平以外のMVPは論外」 1か月欠場でも受賞すべき根拠を米放送局列挙

チームが弱くても関係なし「1人の選手ができることは限られている」

 一方で所属するエンゼルスは、今季もプレーオフ進出を逃した。現在68勝82敗で、ア・リーグ西地区の4位。首位のアストロズとは16ゲーム差がついている。


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 記事は、もしMVP受賞に懐疑的な意見があるとすれば「『彼がそれほど価値があるのならばなぜ、チームがもっと勝てないのか?』というナンセンスなものと、彼のゲーム数が足りないのではないかという点」だと指摘している。

 1つ目のチーム成績については「ベストプレーヤーが自分1人でゲームを支配するバスケのように考えるのは狂っている」と主張している。「打者は9度に1回の順番でしか打席に立てないし、先発のピッチャーは5~6試合ごとにしか投げない」という競技特性を挙げて「野球では1人の選手ができることは限られているし、価値あるプレーヤーが最低なサポートメンバーを引っ張り上げて、例えば90勝できる、と考えている人は野球をわかっていない」と続けた。

 また、試合出場が足りないのではというもう一つの論点については「オオタニの135は全く問題にならない。トラウトは2019年に134試合出場でMVPを獲得している」と、チームメートの“前例”があるとした。

 その上で、MVPレースで大谷のライバルとなるのは打率.337、31本塁打を残しているシーガーだと指摘。ただシーガーも左ハムストリングの故障で今季序盤は故障が続き、現在まで106試合出場にとどまっている。記事も「彼は試合出場回数がかなり不足している」としており、この点では大谷と変わらない。

 最後に「基本的に、オオタニの怪我はア・リーグのMVPレースに影響はない。オオタニが1番で、次はその他大勢、ということだ」。記者投票ではどのような結果が出るのか注目される。

(THE ANSWER編集部)


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