米大学アメフトで両軍入り乱れる乱闘騒ぎ パンチを放つ選手も…米誌「危うく大惨事になりかけた」
米大学アメリカンフットボールの試合で、一触即発の乱闘騒ぎが発生した。16日(日本時間17日)に行われたフロリダ大とテネシー大の試合終盤、クォーターバックへのタックルを発端に両軍が入り乱れる事態に。相手にパンチを繰り出す選手も現れ、米誌も「危うく大惨事になりかけた」と伝えている。
クォーターバックへのタックルを引き金に大混乱
米大学アメリカンフットボールの試合で、一触即発の乱闘騒ぎが発生した。16日(日本時間17日)に行われたフロリダ大とテネシー大の試合終盤、クォーターバックへのタックルを発端に両軍が入り乱れる事態に。相手にパンチを繰り出す選手も現れ、米誌も「危うく大惨事になりかけた」と伝えている。
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乱闘騒ぎが起きたのは第4クォーター残り9秒、フロリダ大が29-16とテネシー大をリードしている場面だった。ボールを持ったフロリダ大のクォーターバックは、時間を潰すように下がっていき膝をつこうとしたが、そこにテネシー大の選手がタックル。これをきっかけに両軍の選手が入り乱れ、小競り合いが発生した。するとヒートアップしたフロリダ大の1人の選手がテネシー大の選手に対してパンチを繰り出すなど、フィールド上は大混乱となった。
米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」は、「テネシー、フロリダはボランティアーズ(テネシー大のチーム名)が異様に遅れたタイムアウトをコールし、最後の最後で乱闘になる」と報道。同誌によれば、リードして時間を潰そうとしていたフロリダ大に対し、テネシー大の監督が「ゲイターズ(フロリダ大のチーム名)にもう1プレーをさせるためにタイムアウトをした。このいかがわしいアイデアで危うく大惨事になりかけた」と、乱闘騒ぎにつながった経緯を伝えている。
フィールド上の両軍選手はヒートアップしており、「両チームは言い合いになり、引き離される前にはすでにパンチを繰り出しそうだった」と大混乱となった状況を説明。試合はそのままフロリダ大が勝利したが、後味の悪い結末となった。
(THE ANSWER編集部)