エ軍レンドンがついた“嘘”を米記者酷評 3分喋るのに「何か月も…」英語も「やはり話せた」
米大リーグ・エンゼルスで故障により離脱が続いているアンソニー・レンドン内野手が米メディアの取材に応じた。これまで取材に応じることがなかったことや、怪我の真相が明るみに出なかったことの経緯を語ったが、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は「アンソニー・レンドンが沈黙を破ったが、彼のコメントは答えよりも疑問を多く残した」との記事で特集。レンドンのこれまでの取材対応のスタンスに痛烈な皮肉、批判を込めた
「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者「蓋を開けてみれば、レンドンはやはり英語を話せた」
米大リーグ・エンゼルスで故障により離脱が続いているアンソニー・レンドン内野手が米メディアの取材に応じた。これまで取材に応じることがなかったことや、怪我の真相が明るみに出なかったことの経緯を語ったが、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は「アンソニー・レンドンが沈黙を破ったが、彼のコメントは答えよりも疑問を多く残した」との記事で特集。レンドンのこれまでの取材対応のスタンスに痛烈な皮肉、批判を込めた。
7月4日(日本時間5日)の試合で左膝付近に自打球を当てて離脱して以降、時に「英語が話せない」とスペイン語で答え、“取材拒否”のスタンスで状態について話してこなかったレンドン。しかし、14日(同15日)になって数週間前に左腓骨骨折と診断されたことを明かした。
「蓋を開けてみれば、アンソニー・レンドンはやはり英語を話せた」
こう皮肉たっぷりに記事を書き出し、“嘘”をついてまで取材に応じてこなかったことを紹介したブラム記者。「『さっさと済ませよう。どれぐらいある?』とレンドンはクラブハウスが報道陣にあとどれぐらいの時間、開放されるのかチームの代表に聞いた。4分だと聞くと、レンドンは彼にしかできないであろう返答をした。『3分で終わらせよう』」。ようやく口を開いたレンドンのやりとりも記し、まるで誠意に欠けると言わんばかりだ。
「この3分に何か月もかかった。レンドンの沈黙はこの球団を取材している人達にとって愚かな迷惑だっただけではない。彼がプレーを続けたいのか、7月4日に負った怪我から本気で復帰するための努力をしているのか疑いを投げかけるものだった」「彼は公に話すことを拒否することで、批判する人たちの憤りに火をつけるばかりだった。彼がここにいたいという意思を明確にしないことで。その代わりに、彼はその反対のことをしてきた」
ブラム記者はレンドンが何の意思表示もしないまま日々を過ごしてきた経緯を改めて列挙。その上で「爆弾発言」として、球団が骨挫傷と発表してきた怪我についてレンドンが「脛骨の骨折は永遠のような時間がかかる」と骨折であることを公表したことを伝え、ブラム記者は詳細をレポート。球団関係者の話として、レンドンが選んだ医師2人、球団が選んだ医師2人は骨挫傷と診断しながら、5人目の医師が骨折と診断されたという。
(THE ANSWER編集部)