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阪神Vの決定的瞬間に隠れた冷静さ話題 捕手・坂本誠志郎が「打球の行方しか見ない場面で…」

プロ野球・阪神が14日、甲子園で2005年以来18年ぶりのセ・リーグ優勝を決めた。「アレ」の悲願成就に沸く中、歓喜の瞬間でも忘れなかった坂本誠志郎捕手のプレーが話題に。スポーツ・チャンネル「DAZN」が動画を公開すると、「偉すぎる」「こういうとこだよ」と注目を浴びた。

甲子園で阪神が18年ぶりのセ・リーグ優勝を決めた(写真はイメージです)
甲子園で阪神が18年ぶりのセ・リーグ優勝を決めた(写真はイメージです)

優勝の瞬間に見せた坂本誠志郎のプレーとは

 プロ野球・阪神が14日、甲子園で2005年以来18年ぶりのセ・リーグ優勝を決めた。「アレ」の悲願成就に沸く中、歓喜の瞬間でも忘れなかった坂本誠志郎捕手のプレーが話題に。スポーツ・チャンネル「DAZN」が動画を公開すると、「偉すぎる」「こういうとこだよ」と注目を浴びた。

 どんな時も基本を忘れない。それは大興奮の瞬間も同じだった。4-3の9回2死三塁。岩崎優が平凡な内野フライに打ち取った。超満員の甲子園球場で誰もが優勝を確信。怒号のような大歓声には悲鳴もまじり、我を忘れた人もいた。しかし、注目を浴びたのはマスクを被っていた坂本。ホームベースの前に出ながら打球の行方を見守りつつ、三走が本塁を踏む瞬間をしっかりと確認していた。

 もし野手が落球したら同点の場面。ベースの踏み忘れがあれば、アウトにできる。捕手として当たり前のプレーかもしれないが、18年ぶりの優勝という冷静さを失ってしまいそうな場面でも忘れずに徹底していた。

 DAZN公式X(旧ツイッター)が動画を公開。ファンから「こんな打球の行方しか見ないだろって場面でも3塁ランナーの本塁触塁を確認してる坂本偉すぎる」と驚きの声が集まった。X上では「この瞬間でもキャッチャー坂本が最後までしっかり触塁見てるのこういうとこだよね」と話題になっている。

 履正社、明大を経て2015年ドラフト2位で入団した29歳。今季70試合で打率.229だが、この日の些細なプレーが示す通り影の立役者として脚光を浴びていたようだ。

(THE ANSWER編集部)

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