サッカー日本をアジア一に導いた“奇跡の一撃”に再脚光 李忠成の引退で「まさに漫画のよう」「一生忘れない」
サッカーのアルビレックス新潟・シンガポールは14日、元日本代表FW李忠成の現役引退を発表した。JリーグのFC東京や広島、浦和、さらには英2部のサウサンプトンなどでプレーした李は、昨季からシンガポールでプレーしており、ファンからは惜しむ声が次々に上がった。さらに日本代表をアジアの頂点に導いた名場面が再び注目を集めている。
引退発表…サポーターの記憶に残る12年前の劇的ゴール
サッカーのアルビレックス新潟・シンガポールは14日、元日本代表FW李忠成の現役引退を発表した。JリーグのFC東京や広島、浦和、さらには英2部のサウサンプトンなどでプレーした李は、昨季からシンガポールでプレーしており、ファンからは惜しむ声が次々に上がった。さらに日本代表をアジアの頂点に導いた名場面が再び注目を集めている。
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李は広島時代の2011年、年明けのアジアカップで日本代表に初選出。豪州との決勝では0-0の延長後半、DF長友佑都からのクロスに合わせて、左足からのボレーシュートで決勝点を奪った。日本を4度目のアジアの頂点に導く、あまりにも鮮やかな代表初ゴール。その後の“弓矢”パフォーマンスとともにサポーターへ強い印象を残した。
引退を伝えるX(旧ツイッター)上の書き込みには、浦和や横浜M、京都など在籍したチームから惜別の声が並び、サポーターからもコメントが殺到。
「まさに漫画のような素晴らしいボレー…」
「僕がサッカー好きになった原点」
「アジアカップのボレーは一生忘れないです」
「サッカーやってた人はみんなあのボレーの真似をしたと思う」
「このシーンは一生忘れない」
「あのアジア杯の決勝のボレーがあったからサッカーって楽しいんだって思えた」
さらに、韓国籍から日本国籍を取得して代表入りという経歴を「日本国籍取得という勇気。でもその道が後に続く人を勇気づけたのでは」と称えるものもあった。
(THE ANSWER編集部)