米で評価爆上げ、山本由伸の価値は「軽く295億円」 米フォーブス注目の希少性「これだけ若い投手が…」
米大リーグのシーズンは終盤戦を迎え、オフの補強も話題に上る季節となっている。そのなか多くの選手ランキングで、上位に位置づけられているのがオリックスの山本由伸投手だ。米経済紙「フォーブス」がその動向を特集。契約規模は総額で「軽く2億ドル(約294億6900万円)を超える可能性がある」と、いきなり超大型の契約でメジャー移籍する可能性を報じている。
メジャーの複数球団が獲得目指す山本由伸…「フォーブス」が読むお値段は?
米大リーグのシーズンは終盤戦を迎え、オフの補強も話題に上る季節となっている。そのなか多くの選手ランキングで、上位に位置づけられているのがオリックスの山本由伸投手だ。米経済紙「フォーブス」がその動向を特集。契約規模は総額で「軽く2億ドル(約294億6900万円)を超える可能性がある」と、いきなり超大型の契約でメジャー移籍する可能性を報じている。
「ヨシノブ・ヤマモトがMLBの次の大規模な入札合戦に」と題した記事で伝えたもの。山本は今季14勝5敗、防御率1.26という自己最高の成績を残している。また球団にすでにメジャー移籍の希望があることを伝えており、各球団はオリックスがポスティングにかけることを想定して動いている。
記事は「以前から彼はスカウトの高い称賛を引き出している」としている。さらに「あるスカウトはニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマンに『彼はスカウティングにおける全ての項目の評価で、ニューヨーク・メッツでの最初のシーズンにオールスターに選出されたコウダイ・センガよりも優れていた』と語った」と、ソフトバンクから移籍していきなり2桁を上げている千賀よりも評価は高いと伝えている。
さらに「昨年12月には、米メディア「ジ・アスレチック」のキース・ローが『MLBでナンバーワンの先発投手になる可能性がある』と評した」という。「彼の伝説は成長するばかりで、その価格も同じようについてくる」。9日のロッテ戦では、2年連続のノーヒットノーランを達成した。活躍すればするほど、メジャー移籍する際の“値段”もうなぎ上りだという。
気になるのは山本が今オフに移籍するなら、FAではなくポスティング制度を利用しなければならない点。契約の規模に応じて、オリックスへの支払いが発生するものの「ヤマモトのような腕のある選手にとって、ポスティング費用は大きな障害にはならないだろう」とキッパリ。
続けて「契約の総額はまだこれからだが、軽く2億ドルを超える可能性がある。これだけ才能があり、これだけ若い投手がオープンマーケットに現れるのは珍しいため、いくつかのMLB球団が彼を争うと予想される。野球界のオフシーズンの大きなストーリーの一つとなるだろう」。いったいどんな争奪戦が繰り広げられるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)