平均7.6アシストはワールドカップ大会3位タイ

　FIBAバスケットボールワールドカップ2023（W杯）で存在感を発揮した河村勇輝（横浜BC）に本場・米国のメディアも熱視線を送っている。「W杯で最も興味をそそる若手有望株」の1人に挙げて活躍を絶賛した専門メディアが、今度は21枚の写真をふんだんに使用して特集。「大会で2番目に背が低い選手だったが、身長は彼が大会で最も輝かしいスターの1人になるのを止めはしなかった」と絶賛した。

　自分よりも20～30センチ以上背が高い相手にも臆することなく立ち向かった。河村は身長172センチながら、卓越したスピードとテクニックを武器に躍動。日本のパリ五輪出場権獲得に大きく貢献した。米紙「USAトゥデイ」系列の専門メディア「フープス・ハイプ」は8日（日本時間9日）に「W杯で最も興味をそそる若手有望株」と題する記事を掲載。7人の有望株の1人に河村の名を挙げた。

　さらに翌9日（同10日）には「見て：小柄なワールドカップのセンセーション、ユウキ・カワムラを写真で」と題して特集。「Bリーグでの傑出したシーズンの後、日本のガード、ユウキ・カワムラは国際舞台でさらに自身の名声を高めた」と切り出した。

「わずか身長5フィート8インチ、大会で2番目に背が低い選手だった。しかし、身長は彼が大会で最も輝かしいスターの1人になるのを止めはしなかった」とハンディをものともしない活躍を絶賛。「彼のワールドカップでの写真をチェックしてくれ」と記すと、コート上で躍動する河村の写真を21枚掲載した。

　日本代表の5試合全てに出場した河村は平均23分8秒のプレータイムで平均13.6得点を記録。平均7.6アシストは大会全体3位タイの好成績だった。