WBSC U-18　ワールドカップのメキシコ代表選手に注目の声

　台湾で開催されている野球の「WBSC U-18　ワールドカップ」で、メキシコ代表の三塁手に思わぬ注目が集まっている。8日に行われたプレイスメント（順位決定）ラウンドのスペイン戦で劇的なサヨナラ本塁打を放ったその選手の名は「イチロー・カノ・ヘルナンデス」。大会を主催するWBSC公式X（旧ツイッター）が動画を公開すると、日本のファンを中心に「ものすごい名前だな」「親マリナーズファンすぎるだろww」「マジでイチロー・カノって名前なの？」と反響を呼んでいる。

　左打席から豪快に振り抜いたカノ・ヘルナンデスの打球が右中間スタンドに突き刺さった。5-5で迎えた7回無死走者なしの場面。試合を決める値千金の一発に、打った本人も大喜び。ベースを回りながら誇らしげに何度も胸を叩き、最後は出迎えたチームメートから手荒い祝福を受けた。

　WBSC公式Xが「イチロー・カノがサヨナラ本塁打でメキシコが勝利！」と記して動画を投稿すると、その名前に注目が集まった。海外ファンが「この男の名前はマジでイチロー・カノなの？」「なんて名前だ」「え、彼の名前はイチローなの？」とコメントすると、日本のファンからも驚きの声が続出した。

「ものすごい名前だな」
「名前から溢れるSEA愛」
「名前イチロー・カノって親マリナーズファンすぎるだろww」
「メキシコにイチロー君がいるのか」
「Ichiro Canoという名前がつよすぎる」
「イチロー・カノ・ヘルナンデス。1人マリナーズ欲張りセット定期」

　マリナーズ往年の名選手であるイチロー、ロビンソン・カノ、フェリックス・ヘルナンデスの3人を想起させる名前にファンは興奮。今大会では主に三塁を守りつつ、二塁の守備に就くことも。1番や2番で先発起用され、24打数4安打、打率.167、1本塁打1打点を記録している。