バスケW杯敗退米国の中継方法に勝者ドイツ紙皮肉 「すぐに終了。恥辱を流したくないようだ」
バスケットボールのワールドカップ(W杯)は8日、準決勝が行われ、ドイツが113-111で米国に勝利した。歓喜に沸いたドイツだが、母国紙は米国のテレビ局が早々に中継を切り上げたことに「米国の放送局は国内にこの恥辱を流したくなかったようだ」と皮肉っていた。
バスケW杯準決勝
バスケットボールのワールドカップ(W杯)は8日、準決勝が行われ、ドイツが113-111で米国に勝利した。歓喜に沸いたドイツだが、母国紙は米国のテレビ局が早々に中継を切り上げたことに「米国の放送局は国内にこの恥辱を流したくなかったようだ」と皮肉っていた。
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互いに譲らず迎えた第3クオーターにドイツは35得点を積み上げて突き放した。米国の追撃を阻止して決勝進出。2大会連続で優勝を逃して落胆する米国とは対照的に、ドイツは歓喜に沸いた。ドイツ大衆紙「ビルト」は「NBAスター、W杯で屈辱 米国のテレビ、ドイツのバスケットボールお祭り騒ぎを映さず!」との見出しで記事を掲載。敗れた米国内での中継に物申した。
記事では、「米国の放送局は国内にこの恥辱を流したくなかったようだ。この試合はメインチャンネルではなくESPN2で“しか”放送されなかった」と指摘。さらに「試合終了からすぐに放送終了! 米放送局はドイツのお祭り騒ぎを切った!」「この失態を米国では長々と見たくはなかったようで……」と伝えていた。
ドイツの勝利は米国にとっては失意の瞬間。「ドイツ代表がコートで飛び跳ねまわる映像がわずかに映っただけだった。すぐにカメラは米国チームの方を映し、そこではスティーブ・カー・ヘッドコーチがアシスタントコーチらと話し込んでいた」と同紙は説明。当初の放送時間などは記されていないが、「そこで終了。ESPN2はメインチャンネルESPNで放送しているトーク番組『Get Up』の再放送を流すことを選んだのだった」と最後まで辛辣だった。
(THE ANSWER編集部)