久保建英を称える中国メディア「日本のリアル大空翼だ」 漫画に重ねた称賛「夢の旅路は続く」
サッカー日本代表は9日(日本時間10日)、ドイツ代表との親善試合に臨む。スペイン1部レアル・ソシエダに所属するMF久保建英にも期待が集まる中、中国メディアは今季の活躍ぶりを称えて「日本のリアル大空翼」と表現。漫画の主人公と比較しながら「レアル・ソシエダでの爆発は、彼の輝かしい次なる物語の始まりなのかもしれない」と伝えていた。
久保はレアル・ソシエダで開幕から存在感
サッカー日本代表は9日(日本時間10日)、ドイツ代表との親善試合に臨む。スペイン1部レアル・ソシエダに所属するMF久保建英にも期待が集まる中、中国メディアは今季の活躍ぶりを称えて「日本のリアル大空翼」と表現。漫画の主人公と比較しながら「レアル・ソシエダでの爆発は、彼の輝かしい次なる物語の始まりなのかもしれない」と伝えていた。
「『日本のリアル大空翼』 久保建英、ラ・リーガで輝く」との見出しで記事を掲載したのは、中国メディア「澎湃新聞」だった。現地時間9月2日のラ・リーガ第4節グラナダ戦で、2ゴールを挙げて5-3の勝利に貢献したが「自信に満ち溢れた久保は軽快に舞い、前半9分と同44分にグラナダのディフェンスラインを突破し、ゴールを決めた」「彼は直近4試合で4度目のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されただけでなく、ソシエダに待望の今季初勝利をもたらした」と大活躍を紹介した。
記事ではラ・リーガで133試合に出場している久保が、通算18ゴール、15アシストとしていずれも日本人選手最多となっている事を紹介。「英プレミアリーグやドイツ・ブンデスリーガで『東アジアの光』がますますまぶしさを増すこの時代に、完全にスペインサッカーのシステムの中で成長した久保建英は、新たにイベリア半島にも日本サッカーの看板を掲げたといえるだろう」とスペインにおける久保の存在感を称えた。
今季リーグ戦4試合で3ゴール、1アシストをマークしている久保を「既にソシエダの攻撃の中核」と評する同メディアは、「レアル・ソシエダが彼に注いでいるリソースやコーチングスタッフからの絶対的な信頼から考えると、久保は今後も順風満帆であり続けるに違いない」とまで言い切った。
さらに、記事では海外でも人気のサッカー漫画「キャプテン翼」の主人公・大空翼と久保を重ね合わせている。
「(作者)高橋陽一氏の『キャプテン翼』の中で、大空翼のバルセロナでのがむしゃらな成長ぶりは物語の重要な部分の一つだ。今、22歳の久保建英は現実の世界でそのバトンを受け取った。バルセロナとレアル・マドリードのユニホームを脱いで、彼の夢の旅路は続く。レアル・ソシエダでの爆発は、彼の輝かしい次なる物語の始まりなのかもしれない」
確実にスペインで存在感を示している久保。さらに輝かしいキャリアを歩めるか、中国メディアも注目していた。
(THE ANSWER編集部)