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バスケW杯スタッツで中国ファン皮肉 日本より「ミスとファウルは上だ!」「メンツ保てる」

2日に行われたバスケットボールのワールドカップ(W杯)順位決定リーグ(L)で、世界ランク36位の日本は80-71で同64位カーボベルデに勝利。アジア勢1位となり、48年ぶりに自力での五輪出場を決めた。その裏で、ライバルと見られていた中国は同じアジアのフィリピンに75-96で敗戦。今大会での五輪切符を逃した。中国メディアは日本とのスタッツを比較。ほぼ全ての項目で日本を下回り、母国ファンからは「全面的に劣っている」「言い訳できない」といった声が上がっている。

自力で2024年パリ五輪出場権を獲得したバスケットボール男子日本代表【写真:(C)FIBA】
自力で2024年パリ五輪出場権を獲得したバスケットボール男子日本代表【写真:(C)FIBA】

バスケW杯の日本と中国のデータ比較

 2日に行われたバスケットボールのワールドカップ(W杯)順位決定リーグ(L)で、世界ランク36位の日本は80-71で同64位カーボベルデに勝利。アジア勢1位となり、48年ぶりに自力での五輪出場を決めた。その裏で、ライバルと見られていた中国は同じアジアのフィリピンに75-96で敗戦。今大会での五輪切符を逃した。中国メディアは日本とのスタッツを比較。ほぼ全ての項目で日本を下回り、母国ファンからは「全面的に劣っている」「言い訳できない」といった声が上がっている。

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 データで一目瞭然だった。劇的勝利の連続で1次Lと順位決定Lで合計3勝を挙げた日本に対し、中国は1勝止まり。最終戦では開催国フィリピンに初白星を献上するなど、精彩を欠いた。大会を振り返り、中国のスポーツメディア「ジーボーバ」はともに5試合戦った日本と中国の今大会のスタッツを公開した。

 3ポイント成功率は同じ31.3%、平均フリースロー回数は中国21.6回に対し日本が19.6回だが、挙げられた項目で中国が日本と同等以上だったのはこれだけ。平均得点(中国75.8、日本83.2)、平均失点(中国94.6、日本85.2)をはじめ、軒並み日本の方が高い数値をたたき出していた。

 成功率は同じだった3ポイントシュートだが、回数においては中国が平均23.0回に対し、日本は32.6回と圧倒。回数は日本が劣ったフリースローの成功率は中国71.3%、日本80.6%だった。リバウンド、アシスト、スティール、ブロックも全て日本に軍配。「ミス」も中国14.6回に対して日本13.8回、ファウルも中国22.2回に対して日本15.4回と明らかに日本が少ないようだった。

 これには中国人ファンからのコメントも「全面的に劣っている」「リバウンドが身長の低い日本より少ないって、いったい何をしていたんだ? フリースローの成功率みたいな数値はすべてどれだけ訓練しているかの表れだし、中国は言い訳はできないね」「比べなければ気が付かないけど、比べられてびっくり! 全面的に劣っているじゃないか」といった嘆きであふれていた。

 また「見間違えていないかな。中国の方がミス、ファウル、失点がどれも多い」「中国が上を行っている数値もあるじゃないか。ミス! どの数値もダメなのかと思った。これでメンツが保てる。よかった」「いいじゃないか。2項目は中国の方が上だ。ミスとファウル。差はそんなに大きくない。今後に期待できるよ」「日本が対戦したチームの方が強いのだから、比較できないよ」と皮肉めいたコメントも。日本を称賛する一方、中国ファンの失望は広がっているようだ。

(THE ANSWER編集部)


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