オリオールズ戦で

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が4日（日本時間5日）、オリオールズ戦のスタメンから外れると球団が発表した。右わき腹の張りが原因。当初は「2番・DH」でスタメンに名を連ねていた。

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　オリオールズ戦で当初発表されたスタメンに名を連ねていた大谷。MLB公式のブレント・マグワイア記者が自身のX（旧ツイッター）に屋外フリー打撃を行う動画を公開するなど、この日も出場が見込まれていた。

　しかしその後、マグワイア記者は「ショウヘイ・オオタニが今日のエンゼルスのラインナップから外された」とXに投稿。メリーランド州地元放送局「MASN」のオリオールズ番スティーブ・メレウスキ記者も「オオタニがエンゼルス（打線）から外された」と伝えた。

　エンゼルス広報の公式Xでは「ショウヘイ・オオタニは右腹斜筋の張りのために今日のラインナップから外れた」と発表された。米スポーツ専門局「ESPN」のアルデン・ゴンザレス記者のXでは、試合前に大谷の代理人、ネズ・バレロ氏が取材に応じたと伝えられている。「戻ってきて、（投打）両方を続けようと彼が思っていることに疑いはない」とバレロ氏が語ったほか、大谷がどこかのタイミングで「なんらかの治療」を受ける予定であること、まだ選択肢を見定めていることなどが報じられていた。

　大谷は8月に右肘の靭帯損傷が明らかになり、今季は投手として登板しないことが発表された。2018年にトミー・ジョン手術を受けており、今季終了後にはFAとなる。打撃ではリーグ本塁打ランクを独走する44本塁打を放っていたが、今後が注目されている。