バスケットボールW杯

　バスケットボールのワールドカップは3日、2次リーグが行われ、ここまで4戦全勝の優勝候補・米国が同じく全勝のリトアニアに104-110で敗れ、今大会初黒星を喫した。大会公式SNSは、NBAドラフト全体1位の期待の星が“元NBAプレーヤー”を止められずに3ポイントを許した映像を公開すると、海外ファンから「アメージング」「どうして？」といったコメントが集まっている。

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　簡単にあしらわれた。85-91と米国が6点ビハインドの第4クォーター（Q）残り3分51秒、右サイドの3ポイントライン際でディフェンスに入ったのは2020年NBAドラフト全体1位でティンバーウルヴズに入ったアンソニー・エドワーズ。かつてニックスでプレー経験があり、今はギリシャのAEKアテネに所属するミンダウガス・クズミンスカスをチェックにいった。しかしボールを奪い切れず、体勢を崩したクズミンスカスに強引に3ポイントを決められた。決められた米国の選手たちは一瞬棒立ちに。決めたクズミンスカスはニヤリと笑った。

　FIBA公式X（旧ツイッター）は「降る時はいつも土砂降り」とつづって動画を公開。映像内の実況者も「信じられない。冗談だろ」と驚きを隠せない様子だった。海外ファンもすぐに反応。「アメージング！」「どうしてこうも簡単に？」「素晴らしい」「信じられないショット！」「天使の顔をした殺し屋」「ヨーロッパのバスケがUSAのバスケを倒した」「ウソだろ」「どうやって？」といった反響が寄せられている。

　初黒星を喫した米国は、2次リーグJ組2位で8強入り。5日の準々決勝でイタリアと対戦する。勝ったリトアニアは組1位となり、同じく5日の準々決勝ではセルビアと対戦する。