複数回の「40-20」達成はメジャー史上8人目

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日（日本時間4日）、敵地アスレチックス戦で今季20個目の盗塁を決めた。すでに44本塁打しており、「40発＆20盗塁」を達成するのは2021年以来自身2度目。驚異的なパワーとスピードを示す珍記録にSNS上のファンからは驚きだけでなく、今後を心配するの声が上がっている。

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　軽やかに滑り込んだ。5回1死の第3打席で四球を選び出塁した大谷。2死後、グリチックの打席で二盗を決めた。完璧なスタートに捕手のランゲリアーズも二塁の送球できず。自身2度目の「40-20」達成にも、二塁ベース上では涼しい顔だった。

　このプレーにSNSでは「おめでとうございます」「大谷翔平選手は史上最高の選手」という賛辞の他にも「大谷さんそろそろ休んで良いんだぞ」とのコメントも。この日、大谷は2四球を含む3打数無安打。試合も6-10で敗れ、敵地で3連敗という結果だっただけに、大谷を気遣う声も上がっている。

　大谷は8月23日（同24日）のレッズ戦で投手として先発した際に右肘の靭帯損傷が判明したものの、その後は打者一本に絞り出場を続けている。米放送局「ESPN」の記録情報「スタッツ＆インフォ」は公式X（旧ツイッター）で、「40-20」の複数回達成はメジャー史上8人目と伝えたが、ファンの関心は大谷の今後に移っているようだ。