バスケットボールW杯

　バスケットボールのワールドカップ（W杯）は2日、沖縄アリーナでの順位決定リーグ（L）で世界ランク36位の日本が80-71で同64位カーボベルデを下し、48年ぶりに自力での五輪出場を決めた。選手たちは試合後、SNS上に同じ集合写真を次々と投稿。これが名作漫画「スラムダンク」の山王戦でのシーンを彷彿とさせると話題になり「余計に泣ける」「ダブって感無量」などとバスケファンから反響が集まっていた。

　カーボベルデ戦に勝利し、歓喜に沸いた沖縄アリーナ。試合後のコート上で、日本代表のメンバーが集結して記念撮影を行った。中央では渡邊雄太が日の丸を広げ、トム・ホーバス監督、主将の富樫勇樹らも嬉しそうな表情を浮かべていた。アカツキジャパンは最後まで一丸だった。

　複数の選手がX（旧ツイッター）などにこの写真を投稿。すると、バスケファンが興奮気味に反応した。

「山王戦後の集合写真とダブって感無量。不可能を可能にした瞬間」
「スラムダンクの山王戦後の集合写真と重なって余計に泣ける」
「山王工業に勝った後の湘北はあんな感じで写真撮ったのかもね笑」
「スゴクいい写真　スゴクいい笑顔　ひとり微妙なヒエジの顔もまた彼らしくてイイ」
「何度見ても良い写真」
「リアルスラムダンク湘北高校」
「こういう積み重ねが成就したときのエネルギー爆発してる写真すごく好き」

　バスケ漫画の不朽の名作「スラムダンク」で、絶対王者の山王工業に勝利した湘北高校が、試合後に記念撮影をする場面に重ねたバスケファンも多かったようだ。