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「三井寿は実在した!」 3P成功率86%、大爆発の比江島慎にFIBAも海外ファンも“漫画級認定”

バスケットボールのワールドカップ(W杯)日本・フィリピン・インドネシア共催大会は8月31日、世界ランク36位の日本が順位決定リーグ(L)で同17位のベネズエラに86-77で勝利。48年ぶりの自力での五輪出場へ王手をかけた。大逆転の立役者となったのは比江島慎(宇都宮)。3ポイントを7本中6本成功させる無双ぶりで、チーム最多の23得点を挙げた。国際バスケットボール連盟(FIBA)は芸術的な比江島の3ポイントの動画を公開するとともに、名作漫画の人気キャラに“認定”。海外ファンからは「これは熱い」「実在した!」といった反響が寄せられている。

バスケW杯、比江島慎(右)を称える渡邊雄太【写真:Getty Images】
バスケW杯、比江島慎(右)を称える渡邊雄太【写真:Getty Images】

バスケットボールW杯順位決定戦でまたも大逆転

 バスケットボールのワールドカップ(W杯)日本・フィリピン・インドネシア共催大会は8月31日、世界ランク36位の日本が順位決定リーグ(L)で同17位のベネズエラに86-77で勝利。48年ぶりの自力での五輪出場へ王手をかけた。大逆転の立役者となったのは比江島慎(宇都宮)。3ポイントを7本中6本成功させる無双ぶりで、チーム最多の23得点を挙げた。国際バスケットボール連盟(FIBA)は芸術的な比江島の3ポイントの動画を公開するとともに、名作漫画の人気キャラに“認定”。海外ファンからは「これは熱い」「実在した!」といった反響が寄せられている。


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 最終Qで一時は最大15点差をつけられた日本。その窮地で比江島が重苦しい空気を吹き飛ばした。残り7分18秒、相手マークをかわして3ポイントを成功させると“比江島タイム”開始。60-70の場面で右サイドから3ポイントを決め、さらにドライブと左45度からの3ポイントも立て続けに決めて雄叫びを上げた。最後は、73-74と1点差に迫った残り1分55秒、ゴール下に切り込んだ馬場雄大のパスを受け、相手に接触されながらもレイアップを決めて逆転。アンドワン獲得で、大逆転に導いた。

 FIBAワールドカップ公式X(旧ツイッター)は「スラムダンク・バイブス、ボリューム2」とつづり、比江島が右腕を前に出してポーズを決めた写真とともに、名作漫画「スラムダンク」の登場人物、三井寿の画像を並べて公開した。スラムダンクの三井といえば、湘北高校のSGで、3ポイントシュートが武器の人気キャラ。FIBAも3P成功率85.7%と爆発した比江島を実在の三井に“認定”した形だ。

 これには海外ファンから「彼は現実のミツイ・ヒサシだ」「これは熱い」「クール」「ミツイは実在した!」「ハイライトを見て、この比較を理解した。重要な場面で素晴らしいパフォーマンス」といったコメントが。FIBAは日本がフィンランドに勝った試合の後にも、渡邊雄太と富永啓生がハイタッチを交わしたシーンを、スラムダンクの桜木花道と流川楓が山王工業戦の勝利後にハイタッチを交わす超名シーンと並べて紹介していた。

(THE ANSWER編集部)

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