パリ五輪出場目指すバスケ日本、今夜ベネズエラ戦の米メディア予想は日本勝利「相手に火力があるとは…」
バスケットボールのワールドカップ(W杯)日本・フィリピン・インドネシア共催大会で、1次リーグE組を1勝2敗の3位となった世界ランク36位の日本は2次リーグ進出を逃し、順位決定リーグ(L)に回った。31日にはF組4位の世界ランク17位ベネズエラと対戦。今大会でアジア最上位となれば来年のパリ五輪の出場権を手にできるだけに、負けられない戦いだ。米メディアはこの一戦の行方を予想。両チームの攻撃力に注目し、日本の勝利を予想している。
31日にW杯順位決定リーグ・ベネズエラ戦
バスケットボールのワールドカップ(W杯)日本・フィリピン・インドネシア共催大会で、1次リーグE組を1勝2敗の3位となった世界ランク36位の日本は2次リーグ進出を逃し、順位決定リーグ(L)に回った。31日にはF組4位の世界ランク17位ベネズエラと対戦。今大会でアジア最上位となれば来年のパリ五輪の出場権を手にできるだけに、負けられない戦いだ。米メディアはこの一戦の行方を予想。両チームの攻撃力に注目し、日本の勝利を予想している。
1次リーグ初戦のドイツ戦、3戦目のオーストラリア戦は力の差を見せつけられる形で敗れた日本だが、2戦目のフィンランド戦は試合中盤までリードを許しながら、後半の猛攻で逆転勝ち。悲願のW杯初勝利をもたらした。30日終了時点で、今大会に出場しているアジア勢6チームの中で勝利しているのは日本だけ。順位決定リーグで2連勝すれば文句なしで五輪キップを手にできる。
米スポーツメディア「スポーティング・ニュース」は「2023年FIBAバスケW杯での五輪予選、日本VSベネズエラのオッズ、勝敗予想」との見出しで記事を掲載し、ズバリ日本の勝利を予想した。
根拠として「日本はジャズのオールスターのフォワードであるラウリー・マルカネン擁するフィンランドから番狂わせを演じ、欧州勢から史上初勝利を掴んだ波に乗っている」と説明。「日本代表には攻撃力のある選手が何人もいる。ジョシュア・ホーキンソン(1試合平均23.3得点)、ユウタ・ワタナベ(同16.0得点)、ユウキ・カワムラ(同11.7得点)、ケイセイ・トミナガ(同10.0得点)は全員今大会で平均二桁得点を記録している」と日本の攻撃力に注目している。
一方、ベネズエラについては「日本は1試合平均83.3得点のチーム。ベネズエラ(同73.0得点)に日本に対抗できる攻撃面での火力があるとは思えない。1試合平均二桁得点は1人(カーリー・ソホ、同10.3得点)のみで、今大会では接戦に持ち込むことに苦労している」とし、攻撃力の低さを指摘している。
(THE ANSWER編集部)