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大谷翔平が投手ランキングから“消えた” メジャートップの快記録も幻に…規定投球回割り基準満たさず

米大リーグ・エンゼルスは29日(日本時間30日)に敵地でフィリーズと戦い、7-12で敗れた。これがチームにとって133試合目。今季132イニングを投げた大谷翔平投手は規定投球回(=試合数)を割り、防御率をはじめとした各種投手ランキングから名前が消えた。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

上位につけていた防御率やWHIPも基準満たせず

 米大リーグ・エンゼルスは29日(日本時間30日)に敵地でフィリーズと戦い、7-12で敗れた。これがチームにとって133試合目。今季132イニングを投げた大谷翔平投手は規定投球回(=試合数)を割り、防御率をはじめとした各種投手ランキングから名前が消えた。

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 今季の大谷は投手としては23試合に投げ(全て先発)10勝5敗、防御率3.14という好成績を残していた。23日(同24日)のレッズとのダブルヘッダー第1試合に先発した際に途中降板。その後、右肘の靭帯に損傷が見つかり、今季残り試合の登板はないと発表されていた。

 現在、ア・リーグの防御率1位はゲリット・コール(ヤンキース)で2.95。大谷の数字は4位のソニー・グレイ(ツインズ)に次ぐ5位相当だったが、試合消化とともに消えた形だ。

 また.184でメジャー1位を守ってきた被打率も.209のルイス・カスティーヨ(マリナーズ)にア・リーグのトップが交代。1.06で6位相当だったWHIP(1イニングあたりに許した走者)のランキングからも消えた。

 167奪三振はア・リーグ6位、10勝は10位タイで、この2部門もこれ以上数字は伸びない。右肘靭帯の損傷が判明するまではサイ・ヤング賞の可能性も語られていたほどだったが、なんとも悔しいシーズンとなった。なお、打者としては今季580打席に立っており、すでに最終規定打席(502)を満たしている。

(THE ANSWER編集部)


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