リオ落選の平野美宇にIOCも注目 運営サイトで異例特集「中国を征服した」
リオ落選から1年足らずでIOC注目の存在に…「次は5月の世界選手権」と期待
そして、決勝の陳夢戦については「ヒラノは中国の対戦相手を支配し、11-9、11-8、11-7で勝利」と圧勝ぶりを記述。日本勢では1996年の小山ちれ以来、21年ぶり3人目となる歴史的Vは、中国勢にとっては6大会ぶりのV逸となった。「無錫のホームのファンに衝撃を与えた」と伝えている。
最後には「次は、5月の世界選手権」と伝え、5月29日にデュッセルドルフで行われる世界一決定戦へ向け、アジア新女王の今後に期待を込めた。
平野といえば、昨夏のリオデジャネイロ五輪は石川佳純、福原愛、伊藤美誠に出場権を譲り、晴れ舞台に立てなかった。そんな17歳が1月に史上最年少で全日本女王に輝き、アジア制覇によって一躍、IOCからも注目される存在となった。リオ落選から悔しさをバネにした、1年足らずの躍進は目覚ましいものがある。
次は世界選手権。そして、日本の新エースとして20年の東京五輪までどんな成長曲線を描くのか。天才少女に集まる期待は膨らむばかりだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images