[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

「WBC決勝の大谷ばりやん」「あの頃のスライダーだ」 藤浪晋太郎、日本ファンを歓喜させた1球

米大リーグ・オリオールズの藤浪晋太郎投手は28日(日本時間29日)の本拠地ホワイトソックス戦の9回に登板。打者3人をわずか7球で封じ、9-0で快勝した試合を締めた。最後の打者には自慢の剛速球ではなく、大きく曲がるスイーパーで見逃し三振。米ファンからは「泣いちゃう」「素晴らしい」といった称賛の声が寄せられている。

ホワイトソックス戦の最終回に登板し、三者凡退で試合を締めたオリオールズの藤浪晋太郎【写真:ロイター】
ホワイトソックス戦の最終回に登板し、三者凡退で試合を締めたオリオールズの藤浪晋太郎【写真:ロイター】

 米大リーグ・オリオールズの藤浪晋太郎投手は28日(日本時間29日)の本拠地ホワイトソックス戦の9回に登板。打者3人をわずか7球で封じ、9-0で快勝した試合を締めた。最後の打者には自慢の剛速球ではなく、大きく曲がるスイーパーで見逃し三振。米ファンからは「泣いちゃう」「素晴らしい」といった称賛の声が寄せられている。

 最後の1球が圧巻だ。簡単に2死を取った藤浪。最後は代打トンプソンをカウント0-2と追い込み、外角低めいっぱいにスイーパーを投じた。鋭く、大きな曲がりに打者は手が出ず見逃し三振。160キロを超える剛速球、落ちるスプリットに加え、強力な武器を披露した。マウンド上で捕手のラッチマンと抱擁。笑顔も弾けた。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のX(旧ツイッター)に動画を投稿。「シンタロウ・フジナミ、ペイントっぽい時速85マイル(136.8キロ)のスイーパー」「アドリー(ラッチマン)に、それが少しプレートから外れていたかどうか聞いていた」とつづった。

 これに米ファンは「アドリーが“美しかった”って答えてる」「これまでで最高の人たちだ」「彼にはもっと一貫性が必要なだけ。クレイジーなことだ」「泣いちゃう」「フジにハッピー」などと反応。日本のファンも「ついにスイーパーを使いこなした漢」「WBC決勝の大谷ばりのスイーパーやん…進化しまくってる」「どんどんエグくなってる」「あの頃のスライダーが復活してる」「オオタニサンがWBCでトラウトを三振にとった時みたいな球投げてる」などと歓喜の声を上げていた。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集