悲痛な一言は「今まで見た中で最高だ」 敵地NY実況席、客席の大谷ファンが掲げたボードを絶賛
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地メッツ戦に「2番・DH」で出場し、三塁打に連続盗塁を決めるなど躍動したが、客席の大谷ファンが掲げたユニークなボードをニューヨークの地元放送席が発見。実況席は「今までで最高のサインだよ」と絶賛した。
シティ・フィールドの客席で発見
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地メッツ戦に「2番・DH」で出場し、三塁打に連続盗塁を決めるなど躍動したが、客席の大谷ファンが掲げたユニークなボードをニューヨークの地元放送席が発見。実況席は「今までで最高のサインだよ」と絶賛した。
4回に四球で出塁した大谷は二、三盗を連続して成功。直後、中継では客席の女性が掲げたボードが映し出された。
そこには「大谷翔平」という漢字とともに、英語で「PLEASE USE MY LIGAMENT」と書かれている。意味は「私の靭帯を使って」。米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」の解説者のロン・ダーリング氏は「『私の靭帯を使って』だって(笑)」と思わず笑い出してしまった。
実況のゲリー・コーエン氏も「これは面白い」と頷くと、ダーリング氏は「今まで見た中で最高のサインだよ」と絶賛した。
23日(同24日)に右肘靭帯の損傷が判明し、今季は投手として登板することはなくなった。大谷がまた二刀流で活躍するために、ファンからすれば「私の靭帯を使って」は誰もが思うこと。そんな悲痛な想いが込められたメッセージに注目が集まっていた。