メジャーで打者も外野手も困惑するまさかの珍事 原因は観客の少年、米「父親は即座に理解した」
米大リーグで25日(日本時間26日)に行われたダイヤモンドバックスとレッズの試合で、スタンドの子どもが本塁打を“好捕”したばかりに打者がアウトになるという珍事が発生した。
ファムの大飛球、ジャンプした左翼手が好捕かと思われたがスタンドに…
米大リーグで25日(日本時間26日)に行われたダイヤモンドバックスとレッズの試合で、スタンドの子どもが本塁打を“好捕”したばかりに打者がアウトになるという珍事が発生した。
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ダイヤモンドバックスが6-4とリードして迎えた7回の攻撃、2点を追加してなお2死一、三塁の場面でトミー・ファムの打球は左中間へ飛んだ。フェンスを越えるかというところで、レッズの左翼手ステアは大きくジャンプ。グラブに収めたかのように思われたが、ボールはスタンド最前列にいた少年の手にあった。
ファムは二塁の手前で一度は止まり、何が起こったのか分からないといった表情。着地してグラブにボールがないと気づいたステアも、なんともいえない顔だ。ファムは一度生還したものの、レッズ側がビデオ判定を要求した。映像で見ると、ステアのグラブから、少年がグラブでボールをかき出したかのような形になっている。観客の妨害によるアウトが宣告され、チェンジとなった。
米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」が公式X(旧ツイッター)に公開したこの場面の動画には、ファンから「キャッチ・オブ・ザ・イヤー」「野球のルールをきちんと理解していなかったんじゃない?」「この子がMLBで外野手になるのを想像してみてくれ」「父親は即座に何が起きたか理解しているね」「フェンスと客席の間にスペースを作って」とのコメントが集まった。
少年には「MVP」と好捕を称える声が周辺のファンから上がったものの、その後の試合は席を移って観戦したようだ。
(THE ANSWER編集部)